【ミサワホーム株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会

【ミサワホーム株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会

どうもご苦労様でございます。ミサワホームの竹中でございます。

それでは2016年度上期総括と下期方針というところからご説明に入らせて頂きたいと思います。

2016年度上期受注状況

ミサワホーム2016年度上期受注状況

パワーポイントを見て頂いてもお手元の資料を見て頂いても結構でございます。2016年度上期の受注状況でございますけれども、まず住宅の経緯と致しましては、これはなかなか消費税の後、住宅の着工数というのは年率換算で100万戸近くを回復しているということになっておりますけれども、これは大半が実はアパートでございまして、専用住宅というのはリーマンショックの直後よりもまだ絶対数は落ちている状態という実は厳しい状態であります。そういうものを受けまして住宅全体では昨年3.7%の減少でございました。リフォームにつきましては、これもなかなか12兆円のマーケットまでするぞと言われておりますけれども、なかなかマーケット自体は厳しい状態がございます。ただこれは金額で出すしかないのですが、4.1% のプラスでございます。セグメント別に分けますと注文住宅で4.1%、分譲住宅で4.1%のマイナス。賃貸住宅、これは今良いと申し上げたわけでございますが、1.3%のマイナスということになっております。実は私共木質系の住宅メーカーなものですから、賃貸住宅というのは普通のアパートとそれから一戸建ての一軒家の貸家、この両方を販売しているわけでございまして、大きなアパートも1棟、小さな貸家も1棟という風に数えるものでありますから、そういう意味でいきますと1.3%のマイナスになったということでありまして、賃貸住宅全体からいきますと5.1%のプラスということでございます。

2016年度上期業績ハイライト

ミサワホーム2016年度上期業績ハイライト

次に上期の業績ハイライトでございますが、まず上期の実績でございます。売上高につきましては1,923億、営業利益は31億、経常利益は29億、当期利益が23億ということでございます。昨年は厳しい年でございましたけれども前年対比では営業利益で89.9%のプラス、経常利益で82%のプラス、当期純利益では238.8%のプラスと、数字的には昨年悪かっただけに大きな伸びを出したということでございます。それを受けまして下期でございますが、計画は売上高2,127億、営業利益が43億、経常利益が45億、当期純利益11億とこれは下期の方が相当大きな数字になっている訳でございますけれども、実は3末に比べまして9末が受注残が相当数伸びておりまして、それを敢行してくるということと、後程出て参りますけれども、マンションの売り上げが下期の方にちょっと偏っているものですからこういう計画になっております。上・下合わせまして通期計画につきましては売上高が4,050億、営業利益75億、経常利益75億、当期純利益35億という計画通りでございます。売上高がちょっと下目に見ておりますけれども、一応公表通りの計画で通期計画を変更しないでそのままスタートしようということになっております。ただ、今申し上げましたように受注残が伸びているものですから、上手く施工力が伴えば計画以上の営業利益、経常利益が達成できる状況は揃っているということでございます。

2016年度上期業績ハイライト 営業利益増減分析

ミサワホーム2016年度上期業績ハイライト 営業利益増減分析

営業利益15億円増加の要因でございます。営業利益昨年は16億でございましたが、リフォームが先程申し上げました様に少し伸びまして営業利益で3億、それから特級マンション、まだ少ないんですが2億、それから昨年もちょっと、今年の春もお話させて頂きましたけれども、2年前から構造改革を実施しておりまして、これは効率良く生産性を上げて既存事業から新規事業に人を移す、既存事業の人間を少なくしてそれをリストラすればすぐに販管費が下がるわけでありますが、新規事業を沢山伸ばしていかなければいけないものですからそれを新規事業に移しております。従いまして基本的には販管費が変わらないということになるわけでございますけれども、多少詰めるところは詰めたのと、それから生産関係、特に2工場のラインを止めまして生産の効率化、平準化を目指したということでその部分が大変多くございます。それでコストが16億円下がったということでございます。それから商品シェアがちょっと変わりましてプラス4億円となっておりますが、私共の主力商品、高級商品でございます「蔵のある家」の比率が上がったということと、それから床面積も大きくなりました。そういうことも含めまして棟当たりが4億、それからVA・VEに関わるコストダウンが8億、これがプラスで出たということでございます。マイナスの部分でございますが、今工場のラインを止めたと、2工場を止めましたので反対に物流費がちょっとかかってくるようなことがございます。そこでマイナス2億ですね。それから商品力強化の為に、競争力強化の為に4億円のマイナス、それから売上戸数が先程申し上げた通りでございますが、187戸、12億円。これが減少致しました結果、営業利益31億で終わることが出来たということでございます。

戸建住宅事業

ミサワホーム戸建住宅事業

それから戸建事業でございます。ここにトピックスが書いてございますが、耐火構造の中層、それから熊本で起こりました大地震に対する復興支援、それからグッドデザイン関係、それから「Familink ZERO」 ZEHの商品、こういうものを上手く下期出していくということでございますが、まず上期に出した商品でございます。

住宅事業:「URBAN-CENTURY」

ミサワホーム住宅事業:「URBAN-CENTURY」

重量鉄骨中層でございますが、これも皆様方のコンパクトシティ構想、国の構想のコンパクトシティ構想を受けましてどんどんどんどん住宅が高層化しております。それを受けまして私共基本的に木造住宅、木の住宅を専門にやっていた訳でございますけれども、今年1月、初めて重量鉄骨の商品を出しました。これが写真の左側でございます。来年の1月、第2弾として新デザインで、これは錦糸町でございますが、ここに展示場をオープンします。まだまだ他メーカーさんがお高いものを作るところにウェイトがかかっておりますが、私共としてはまだ5階建てしかできませんけれども、こういうことを足場にして5階建て、6階建て、9階建て、10階建てという風なことに進出していこうということでスタートを切ったということでございます。

住宅事業:復興応援住宅「MISAWA-HEART」

ミサワホーム住宅事業:復興応援住宅「MISAWA-HEART」

2点目は復興支援住宅「MISAWA HEART」ということでございますが、ご承知の通り4月に熊本で大地震が起こりました.。復興支援のために復興支援特別価格の商品というものをセットしたということで、これが写真の商品でございます。おかげ様で熊本支店の受注は上期前年対比で50%増という数字で終わりました。またこの平屋建て、一般にも販売致しましたけれども大変好調でありまして、上期だけで141棟の受注が出来たということでございます。九州地区が今大変好調でございますが、こういうものを中心に販売を伸ばすことが出来たということでございます。

住宅事業:第10回キッズデザイン賞を受賞

ミサワホーム住宅事業:第10回キッズデザイン賞を受賞

次にGマーク関連でございますが、まずキッズデザインでございます。キッズデザイン賞というのは開始されて今年で10回目ということでございますが、おかげ様で10年連続で受賞できております。合計受賞点数が41点ということでございます。写真左から行きますと「SMART STYLE H」、これはグッドデザイン賞も取れておりますのでダブル受賞ということになりますが、家族間のつながりを重視した設計が評価されたと。それから私共数年前から保育園を沢山作らせて頂いておりますが、今回は保育園関係で2件、それから学童保育施設で1件のキッズデザイン賞の受賞が出来ました。それから下北沢に1棟目として作らせて頂きましたシェアハウス。こういうものもうまく受賞することが出来たということでございます。

住宅事業:27年連続グッドデザイン賞受賞

ミサワホーム住宅事業:27年連続グッドデザイン賞受賞

それからグッドデザイン賞の方でございます。次のページでございますが、27年連続で今回も受賞することが出来ました。合計受賞点数は140点に上っております。写真をいくつか掲載させて頂いておりますが、左の上が「SMART STYLE H」ということでありまして、今申し上げました様にダブル受賞。それから平屋建て、これも受賞することが出来ておりますが、平屋建てでなぜ受賞することが出来たかと申しますと、私共「蔵」という商品がございますので、平屋建てに「蔵」を付けたと。だから実際は1.5階建てということになりますけれども、1.5階建ての空間を作ることが出来るということで評価されたのだと思います。それからオーナーズガーデン昭島につきましては、市民農園を併設した分譲住宅を提供することが出来たということでありまして、一種のクラインガルテンのような商品でございますけれども、あまり有りそうで無い商品でございます。受賞することができました。それから主なものではですね、「AZサッシ」というのが右下に書かれておりますが、これはアルミ樹脂の複合サッシでございまして、これはLIXILさんとの共同開発でございます。これは今話題になっておりますZEH対応の商品ということで開発した訳でございますけれども、これも上手くグッドデザイン賞に入ることが出来たということでございます。

住宅事業:「Familink-ZERO」

ミサワホーム住宅事業:「Familink-ZERO」

それから今も何回か申し上げておりますZEHでございますが、これは今回11月から補助金が始まりまして、補正予算の中に、100億円だったと思いますが補助金が入っております。これが我々の戸建てに関しては重要な商品になってくるということでございましけれども、寒冷地、つまり特に北海道などは大変ZEH商品を作るのが難しかった訳でありますけれども、この10月でございますが、北海道向けのZEH商品も出すことが出来ました。

住宅事業:ZEHの推進

ミサワホーム住宅事業:ZEHの推進

ということで、一応ご報告をさせて頂きたいということと、ZEHの性能を上げるには大きな2つのポイントがございまして、外皮性能を向上することとそれから省エネ率を向上させるということでございます。今、性能の競争をしておりまして、どんどんどんどん各住宅メーカーが性能上げて、上から性能の良い分だけ補助金が採択されるという状況になっているものですから、私共も一生懸命ZEHに性能の高い部品を今開発しているということで、これが今写真で掲載されている部品でございます。外皮性能向上と省エネ率の向上部品が、こういうものが揃ったということでございます。ただ、今補正予算で11月14日から12月2日までZEHの受付が始まりました。これは私共住宅メーカーとして大いに力を入れていかなければならないところでございますが、11月14日に仮にZEHの商品を申し込んだとしますとですね、交付決定というものを受けて、それから初めて着工できる訳でありますが、交付決定を受けるのが早くて1月の下旬、遅ければ2月の中旬くらいになるということでありまして、この下期の売上に貢献しないということになりますので、反面悩みの多いところでございますけれども、これはやらざるを得ないということで、これも勿論読んだ上で下期の計画をたてせて頂いているということでございます。

住宅事業:純正家具販売強化

ミサワホーム住宅事業:純正家具販売強化

それから競争の激しい中で差別化部品というものを作ろうということで、その内の一つが純正家具と呼んでおりますけれども、「ミサワオーダー家具」に今非常に力を入れております。右上の写真がベッドのヘッドボードでございますが、こんなものも作っております。試しに都内の大型家具店さんに置かせて頂きましたら、たちまちベストセラーになりました。今一番売れている家具だそうでございますけれども、そういう形式も持っているということでこういうものを今後活かしていきたいですし、今、写真で見て頂いたマンションにもそのまま使えるものですから、販路を戸建住宅だけではなくて、マンションにも拡販していこうと考えているところでございます。

リフォーム事業

ミサワホームリフォーム事業

次はリフォームでございます。上期の売り上げは304億円ということで2.1%プラスということでございました。冒頭申し上げましたように、実はリフォームのマーケットも相当厳しかったんです。ところがおかげ様で伸ばすことが出来たということでございますが、一つの要因としては営業担当者を増員することが出来たということと、もう一つはリフォームの専門会社を数年前から作っております。ホームイング株式会社という子会社でございますけれども、そこがどんどんどんどんリフォームに成熟してきたというのがやはり大きくて、ミサワホームのオーナーさんのリフォームしかできなかったミサワホームが、最近は一般物件に大いに、あるいは大型物件のリフォームに着手することが出来たということでありまして、特に最近2020年を睨んでいたと思いますけれども、旅館であるとかホテルであるとかそういうリフォームを沢山ご注文頂いていると、その結果増やすことが出来たということでございます。

リフォーム事業:マンションリフォーム

ミサワホームリフォーム事業:マンションリフォーム

それから次にリフォームマンションでございますが、これは私共のAプロジェクトというところでやっている一品作品という風に言った方が良いと思います。マンションリフォームというのは非常に制約の多いリフォームでございますけれども、空間を最大限に活用出来るような手法が開発出来たということでグッドデザイン賞を受賞出来たということでございます。

資産活用事業

ミサワホーム資産活用事業

次に資産活用事業についてご説明させて頂きます。9年前に私が社長に就任して以来ですね、一貫して申し上げてきたのは木質の一戸建てだけで事業を進めるような超一本足打法というのはダメだと、ポートフォリオを広くして、変えて、色々な事業に出て行くような会社に変えていかなきゃいけない、という風に社内でも一貫して申し上げてきた訳でありますが、この上期の決算を見ましてようやくその芽がちょっと出てきたかなという気が致します。

資産活用事業:HYBRIDによる大規模建築

ミサワホーム資産活用事業:HYBRIDによる大規模建築

その内の1つが資産活用事業でございまして、これは社内でも新規事業という風に取り上げておりますけれども、まず一つは「HYBRID」、これは私共セラミックの壁と呼んでいる訳でありますけれども、これは今一般専用住宅用の部品でございますが、これをBtoCからBtoB、BtoGに幅を広げて受注活動を行った結果、大学の寮あるいは一般企業の社員寮のような大きな形で受注することが出来たということであります。この大学寮はユニットの使用量は一般住宅の10棟分でございます。あるいは社員寮については一般住宅の15棟分ということでございまして、BtoBにウェイトをかけていこうということも一つの大きな目標でございまして、それの芽が少し出始めたかなという気配を感じます。

資産活用事業:長野県病院移転計画

ミサワホーム資産活用事業:長野県病院移転計画

もう一つ資産活用の柱にしたいなと考えておりますのが医療介護施設の受注でございまして、写真にございますのは、これはもうすでに長野市のちょうど真ん中でございますけれども、既に着工致しました。長年塩漬けになっていたような土地でございますが、そこに私共が新しい提案をすることによって、病院の移転の受注をすることが出来たということでございます。また、これがきっかけになって、いつかご紹介させて頂いたと思いますが、浦安の病院を買い取って病院の建て替えをやる、そういう風な事業に繋がっていった訳であります。これが1棟目なんです。それが新聞記事に書いて頂いてから実は全国からですね、ものすごい数のお問い合わせを頂いておりまして、今それの対応に走り回っている状態ということでございます。今申し上げましたように、だんだんだんだん今まで全くやらなかった事業に少しずつ芽生えてきたなということが、今回この上期に初めてご報告できるんじゃないかなという風な感じが致します。

資産活用事業:マンション分譲

ミサワホーム資産活用事業:マンション分譲

次にマンション分譲事業でございます。これも同じようなタッチでご報告できると思います。アルビオガーデンと書いておりますけれども、私共は19階建てのマンションのブランド名をアルビオガーデン、20階建て以上のマンションをアルビオタワーという風に呼んでおりますけれども、何棟か、少しずつ戸建住宅から脱却して、色々なことができる会社に変えていこうという風に言い続けて参りました結果、今年はまだまだ少ないのでありますがこの上期、3棟80戸のお引き渡しをすることが出来たということでございます。ただし、例えば下期はどうなっているかというとここでドーンと伸びまして、下期、私共が計画に入れているのは500戸でございます。従いまして、今それ以外に15本ぐらいのマンション事業の検討段階に入っておりますので、それが出てくると上手くいけばこれはちょっと調子の良い言い方かもしれませんが、年間1000戸くらい供給することができるのではないかと、そうなればまた自社でゼネコンを持たなければいけないという風なことにもなるわけでありまして、新しい手を打っていかなければいけないという状態になってきているということでございます。

資産活用事業:マンション分譲2

ミサワホーム資産活用事業:マンション分譲2

次にこれはアルビオ以外のマンションでございまして、いろんな会社さんとタイアップマンションというのも同時に始めておりまして、左側の写真は現在建築中でございますが、さいたま市浦和区にあるマンションでございまして137戸、これは建築中でございます。これは三菱地所レジデンスさんとのタイアップ。それから後はトヨタさんとのタイアップを今いくつかやっておりまして、尾久という所のマンション、それから築地のマンション、両方合わせて200戸でございますが、これも数年後には売上に上がってくるということで今、沢山仕掛けさせて頂いております。それ以外に北海道、長野県、岡山県、福岡、松山というような地方都市の駅前に主に仕掛けが今ほぼ完了したという状態でございます。

資産活用事業:スマートウェルネスタウン

ミサワホーム資産活用事業:スマートウェルネスタウン

もう一つ、資産活用の中心、新規事業の中心に置きたいと言っているのがスマートウェルネスタウンという風に書いておりますけれども、平たく言ってみれば市街地再開発、いわゆる駅前再開発事業。今まで全く縁のなかった世界でございますが、これも色々と少しずつやっている中でお引き合いを頂いております。これは地方都市の街の真ん中にある老朽化したデパートでございますが、デパートを立て替えてデパート事業自体大変今厳しゅうございますから、デパートに介護施設と医療を加えた複合ビル、これを提案させて頂いておりまして、おおよそ採択されたということでございます。

資産活用事業:スマートウェルネスタウン2

ミサワホーム資産活用事業:スマートウェルネスタウン2

また、次にこれはある大きな市の駅前というか、駅前商店街の中の再開発ビルでございますけれども、駅前の商業地の地権者をまとめさせて頂きまして、こういうスマートウェルネスと評価できるような複合ビル、これは受注できました。こういうものもようやく、何回も申し上げて申し訳ないんですが、ちょっと芽が出だしたかなという気が致します。

不動産事業

ミサワホーム不動産事業

それから次に不動産事業でございます。不動産事業、ミサワホームグループの不動産事業と申しますと、戸建分譲と土地建物の仲介、買取再生、賃貸管理ということでございましたけれども、最近いくつか新しいことにチャレンジをしております。

不動産事業:戸建分譲

ミサワホーム不動産事業:戸建分譲

まず分譲事業でございますけれども、これは今、従来通りの分譲事業でございまして、特に今回大きめのもので新しい街作りに着手したものを今ご紹介させて頂きました。

不動産事業:リファイニング建築

ミサワホーム不動産事業:リファイニング建築

問題は次の方でございまして、左の下の写真、それから右は絵が描いてございますけれども、この建物は約50年前に建築された古い官舎でございます。これをミサワホームで買い取りました。それでリノベーションと耐震補強、これを同時にやっていこうということで、リノベーションと耐震化工事を両方合わせて、リファイニング事業と呼ぶんだという風にご解釈頂いて良いかと思いますけども、これが第1棟目でございます。第2棟目、第3棟目の案件も決まりました。この第1棟目の現場につきましては、来年の4月の着工予定ということでございますので、約半年後には着工させて頂くということでございまして、古い事業、ビルを耐震化するということになりますと、ほとんどの場合は窓にペケ印の補強工事をしますですね。ところが、ホテルであるとかマンションであるとか旅館であるとか、そういうところはそういう窓にこういうペケ印の補強をすることはできません。それをやらないで耐震補強する技術でございます。そういうものがようやく作ることが出来たということでございまして、これも新規事業の柱の一つとして加えていきたいということでようやくスタートを切れたということでございます。

不動産事業:アルゴスペースデザイン

ミサワホーム不動産事業:アルゴスペースデザイン

次にアルゴスペースデザインという風に書かせて頂きました。先程から住宅もそうですが、非住宅のものもいくつかやらせて頂きたいという風に申し上げておりましたけれども、これはアルゴスペースデザイン株式会社と申しまして、非住宅のソリューション事業を専門にやっている会社でございます。私共は一戸建ての住宅を専門にやってきた会社でございますので、いろんな事をやらなければいけないとは分かりつつ、なかなかその経営資源が無い、人もいないということがございまして、この上期、このアルゴスペースデザインの株式を100%取得させて頂きました。首都圏のオフィスビルのリニューアルを専門に手掛ける会社でございます。この会社はいろんな使い方をして、私共の持っていないものを推進していく、強化できるということでこういうことをやらせて頂いたということでございます。

不動産事業:不動産ファンド

ミサワホーム不動産事業:不動産ファンド

次にこれも新しいことでございますが、不動産ファンドと書いてありますが従来の土地分譲や不動産仲介に加えて、不動産の保有・運用や、投資を含めた収益源の多角化にも推進していきたい、入っていきたいということでございました。これは最初の2棟、初めてでございますが、ミサワホームとビーロット、大阪市内のわりと新しい賃貸マンション2棟に共同出資を決めて実施致しました。これからも関西地区につきましては、ビーロットさんと不動産運用への体制を協力しながらとりあえずは進めていこうと思っておりまして、今回この2棟のマンションに投資した額は10億円、ミサワホームの投資比率が89.8%、ビーロットさんが10.2%ということでございますが、これから先どうするかというところまで実はまだ決めておりませんけれども、色々な出口を探しながら、非住宅あるいは新しい試みを加えていくということで、遅くなりましたけれどもようやく一歩が出たということでご紹介をさせて頂きます。

その他事業

ミサワホームその他事業

その他:「スマイビS」

ミサワホームその他:「スマイビS」

その他事業ということでございます。「スマイビ」というこの赤ちゃんロボットでございますけれども、私共数十年前から介護事業をやらせて頂いております。サービス付き高齢者住宅、それから老人ホーム、それからグループホーム、色々やらせて頂いておりますけども、この関連事業ということで、「スマイビ」という赤ちゃんロボットでございますけれども、認知症の予防効果があるということでございまして、敢えて子供の会話はしませんけれども、本物の赤ちゃんの泣き声がすると、それを認知症になるかもしれないお年寄りの方に与えることによってお世話をしたくなると。その作業を繰り返すことによって認知症になるのを防ぐことができるということでございまして、こういう事業にもスタートを切らせて頂いたということでございます。介護事業につきましては、ある意味大変こう重い事業でございまして、多種多様なサービスを要求されると。それから人材難を抱えているということでございます。そういうことも含めて周辺の事業にもチャンスがあれば出て行きたいということで、今回はたまたまこういうものを扱わせて頂いたということでございます。

その他:沖縄科学技術大学院大学(OIST)

ミサワホームその他:沖縄科学技術大学院大学(OIST)

それから住宅関連に戻りますけれども、沖縄科学技術大学院大学と上に書いておりますけれども、この大学のことをOISTと呼ぶ訳でございますけれども、蒸暑地、暑いところですね、の生活の中で特にエネルギーと何が起こるか分かりませんからエネルギーと水を継続的に利用可能にするシステム構築のための実験研究の契約を提携、OISTと契約したということでございまして、蒸暑地というのは現在でも人口が増加してCO2を沢山排出しているところでございますが、それだけにCO2対策をきちっとやっていかなければならない、これはもう世界的な問題でございます。それに対してミサワホームは住宅メーカーとして新しい実験にチャレンジしたということでございます。放射冷房システム、オープンエネルギーシステム等々の実験をここで開始したと、これは新しい技術へのチャレンジでございますので、一応上期にスタートしたということでご紹介をさせて頂いております。

その他:「CEATEC-JAPAN-2016」

ミサワホームその他:「CEATEC-JAPAN-2016」

それからCEATEC JAPAN 2016と書いております。これは10月4日から10月7日まで開催されましてもう終わりましたけれども、このCEATEC JAPANというのはご承知の通り家電メーカーの展示会でございまして、この家電メーカーの展示会に今年から「家エリア」「家とIoTコーナー」というのが初めて出来ました。私共住宅メーカーでございますから、家とIoTというこれからのセット・マッチングというのは絶対避けられない。これは前から考えていたことでございまして、私共ミサワホーム総合研究所では研究のスタートを切っておりましたので、この新しい事業、これは首都大学東京さんと名城大学と今取り組ませて頂いておりますが、こういうことをスタートしてますよ、ということをご紹介させて頂く機会として出展を参加したということでございます。あるいは新しいパートナー探しという意味もあるかもしれませんけれども、こういうことを、CEATEC JAPANではこの上期にやらせて頂いたということでございます。

海外展開

ミサワホーム海外展開

それから次に海外展開でございますが、残念ながらミサワホームは厳しい時期がございましたので、海外展開についてはいささかスタートが遅れているということでございますが、現在オーストラリアで現地法人を設立してテストマーケティングをやらせて頂けるということでございますけれども、オーストラリアで昨年9棟やりました。今年は50棟から100棟のスケールで実験を、事業を進めていきたいと考えているということでございます。もっと大きな事業として本当はご紹介させて頂きたい訳でございますけれども、現状はこういう状態ということでございます。

2016年度下期基本方針

ミサワホーム2016年度下期基本方針

それから最後になりますが、2016年下期の基本方針ということでございます。期の途中でございますのでそのまま書かせて頂いておりますが、2年半ぐらい前から始めた構造改革をさらに推進をして生産性の向上の為に、あるいは新規事業に人を回せる組織を作れるような動き方をもう一段プラスしてやっていきたいということと、それから受注拡大とコストダウン、収益化実現には大きなポイントでございますけれども、再三申し上げておりますように、ポイントはZEH、中高層住宅、マンション、都市部の複合開発、リファイニング。今ご紹介させて頂いたものでございますが、これはようやく芽が出始めたと言うか種が蒔けましたので、これにさらに推進をしていきたいということと、それから一番下に書いておりますけども、CS強化、これは非常に2年前からミサワホームはCS強化に努めておりまして、CSメンテナンス部員を増強することによってユーザー満足を高めて行こうということに具体的にスタートを切らせて頂いたということでございます。これは上期の頭にご紹介させて頂いて期の途中でございますので、ご紹介させて頂いた通りでございます。これを推進しながら冒頭申し上げましたような事業計画を達成させて頂きたいと思っておりますので、どうかご支援をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

田中でございます。私の方から決算に関しての数字面というか、概ねの流れは今竹中から説明をさせて頂いた通りでございますので、計数面の補足という形でご説明をさせて頂きます。

連結損益計算書

ミサワホーム連結損益計算書

まずは連結の損益計算でございますけれども、先程からございましたように売上高が1,923億円ということで前年と比べてほぼ横ばいという形で、利益面が営業利益、経常利益、それから最終的な純利益も31億、29億、23億ということで3期ぶりの中間決算としては増益決算で着地をしたということでございます。部門別には後でご説明をさせて頂きますけれども、この住宅の減少をマンションでありますとか、リフォームその他の業務で補ったという形、それから販管費、これは構造改革も含めて業務の効率化とか改善、こういったことで抑制をして増益の決算になっているということでございます。上から2段目の売上原価、それから売上総利益の所、若干利益率が下がっております。これは今申し上げましたように、戸建てが減ったというものをその他で補っているということで、戸建てがやはり一番利益率が高いものですから、そういうマイナス要因、それから私共昨年の10月に首都圏の販売会社を統合というか吸収合併を致しましたけれども、期末の原価に参入をする建設部門ですとか、こういった人員の人件費、これの処理方法が販売会社によってバラついていたものを統一したことによってたまたま若干下振れをしたというマイナス面、それからコストダウン、これは従来から行っておりますけども、こういったもののプラス面、それから昨年度行いました具材費の改定、こういったものでプラス、というものが綯い交ぜになって若干のマイナスに振れているということでございます。販管費につきましてはこの上期は20億ぐらい圧縮をしたという形で、これもシステム投資あたりを過去3年位やってきて、それがちょうど一段落をしたようなもの、それから受注状況に鑑みて販売促進関係を圧縮したりというものが色々ございますけれども、トータルで20億円の圧縮につながっているということでございます。それと後は特別損益の所で、昨年度は工場関係だとか統合関係も含めて構造改革費用というのを計上しておりましたけれども、これが今年度はないということもございまして、いずれも増益の決算になったということでございます。

連結貸借対照表

ミサワホーム連結貸借対照表

続きまして連結の貸借対照表でございます。こちらはいつも借り方・貸し方を書かせて頂いてますけれども、数字がそれなりに動いているところというのはご覧頂いてお分かりになりますように、現預金、それから未成工事支出金を中心とするたな卸資産、それから有形固定資産、営業貸付金、これを未成.工事受入金の増加と有利子負債で補っていると。ほぼこれでバランスをするかと思いますけれども、構造的にはこの未成工事支出金の三十数億の増加というのが、概ね戸建てとマンションとで半々ぐらいという風にご理解を下さい。これが未成工事受入金とバランスをして、未成工事受入金の方が若干多いのは期末の受注残が増えているということも影響しております。あと、有形固定資産というのが先程説明にも出ましたけれども、不動産事業の一環として賃貸不動産の取得をこの上期に多少始めております。これが有形固定資産勘定に乗っかってきてこれが増えているということ、それから営業貸付金につきましては、昨年度これも設立致しましたミサワフィナンシャルサービス、現状ではミサワホームで家を建てて頂く方への「フラット35」乃至はその手前でのつなぎ融資ということに絞っておりますけど、この個人への貸付金、これが上期比較では20億増えていると。これは機動性も不動産の購入等求められますので、銀行さんからの借り入れをちょっと前倒しで増やしておりますので、こちらが100億増え、手元に50億ぐらいが滞留をしているという形でご理解を頂ければ結構かと思います。

部門別売上高

ミサワホーム部門別売上高

続きまして部門別の売上高に参ります。こちらは先程から出ていますように戸建住宅事業がここにございますように、この上期は1000億ということで28億円、戸数にして百数十戸ぐらいがマイナスになっている。これは例えば熊本の地震がございまして現地への施工の応援体制を緊急で引いたりとか、それから天候の不順等々もございまして、特に首都圏辺りで百数十棟位売上を落としているというのが減少面で一番大きいのかなということでございます。それをリフォーム事業も僅かながらのプラス、資産活用もこちらはマンションがこの上期施工が、施工と言うか、完工引き渡しが増えたということもございまして増加をしているということ、それから不動産事業はちょっと私共もまだ科目の整理が十分ではございませんで、戸建部門の土地をお買い頂く土地代も不動産の所に入っておりまして、これが多少減っているということもありまして全体で若干のマイナスになっているということでございます。

受注戸数・売上戸数

ミサワホーム受注戸数・売上戸数

続きまして受注の戸数と売上の戸数に参ります。受注戸数につきましては戸建てがざっと4%くらいの、戸数にして164戸のマイナスということで上期終わっております。これはやはり消費税の増税延期の後の不透明感、こういったものもやっぱりあろうかと思いますし、なかなか購入までお決め頂くのに昨今の情勢ですと時間を要していると、こういったこともあろうかと思います。逆に資産活用のところが前年比156戸のプラスということで、率にして8%弱。これを合算するとほぼほぼ前期並みという着地でございます。最後に売上の戸数でございますけれども、こちらも戸建てがやはりマイナスということで、率にして3.5%の上期は凹みでございまして、資産活用につきましても上期は56戸のマイナスということで終わっているということでございます。

最後に受注高と受注残高についてご説明を致します。戸建住宅につきましては戸数は先程来ご説明しておりますように若干減りましたけれども、受注単価がアップをしている。これは面積が増えたり、それから私共特有の「蔵」というものの受注比率が増えたりと色々ございまして受注単価が増えているということもありまして、トータルではこの上半期1184億、受注高が1067億ということで若干のプラスになっているということでございます。これを受けて、受注残高も1184億ということで、これは一部、先程ご説明した上期の施工の遅れということで下期に持ち越した分も含めまして、受注残高としては増えた形で下期をスタートするということでございます。

それでは続きまして29年3月期の連結決算の計画ということでございます。

こちらはこれも竹中の方からございましたように、期初の計画からは売上高につきまして当初4100億円と発表しておりましたものを、4050億円ということで若干ではございますけれども修正をさせて頂いております。これは上期の受注環境、それから今申し上げました受注残高、それから下期に向けての施工力、色々なものを勘案した結果、多少ではございますけれども堅めに読ませて頂いたということでございます。従いまして利益面、売上総利益以下のところはそこにございますように、営業利益75億、経常利益も同額の75億、最終的な純利益35億ということで期初の数字通り行きたいという風に思っています。販管費が上期378億ということで20億ぐらい前年の上・下と比べて多少減らしましたけれども、下期は一つはやはり受注を促進をしたいということで販売促進関係を多少積み増しているということと、それからマンションの丁度完工が下期にございます。それの経費として紐付きで出てくるものが10億近くございますので、ぱっと見は400億を超える形で計上させて頂いておりますけれども、これも状況を見ながら多少は弾力的に運用する局面があるのかなという風に考えております。

部門別にこれを見ますと戸建て住宅がそちらにございますように、下期1070億ということで若干増えた形の数字を計画しておりますけれども、去年の下期が1062億、上期が1028億ということでございますので多少の凸凹はございますけど、戸建事業については大きな変動が無いという数字だという風にご理解を下さい。その分リフォームの610億、資産活用の880億と、以下不動産その他ということで、いずれも若干ではございますけれどもプラスの計画にさせて頂いて、トータルが4050億ということでございます。

受注戸数と売上戸数につきましてもそちらの上の受注戸数の所にございますように、上期の受注が4%ぐらい凹んでいるということも踏まえまして、トータルで住宅につきましては期初の想定から575戸のマイナス、資産活用事業―内訳はございますけれども―につきましてはプラスの150戸ぐらいということで430戸ほど下方に修正を致しまして、通期で12800戸という形で置かせて頂きました。売上の戸数につきましても、先程来出てます受注残ですとか、こういったものから11500という戸数で置かせて頂いているということでございます。簡単ではございますけれども、以上でご説明を終わらせて頂きます。

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