【丸三証券株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会

【丸三証券株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会

みなさんおはようございます。改めまして本日ご出席頂きました皆様方に厚く御礼を申し上げます。

2017年3月期 第2四半期決算説明会アジェンダ

丸三証券2017年3月期 第2四半期決算説明会アジェンダ

それでは、目次をまずお開き頂きたいと思います。
資料は3部構成となっておりまして、第1部が2017年3月期第2四半期 連結決算の状況。
第2部が中期経営計画と経営方針。第3部が当社をご紹介いたします補足資料となっております。

決算サマリー(2017年3月期第2四半期)

丸三証券決算サマリー(2017年3月期第2四半期)

決算の概要(連結)

丸三証券決算の概要(連結)

2017年3月期上期の連結決算の概要は、赤枠の通りでございまして純営業収益は74億9300万円
前年同期比21.9%減。経常利益は2億4100万円で同88%減。
純利益は2億6800万円で同81.5%減と非常に厳しい決算になりました。
純資産につきましては、下段・下から3段目に記載の通りでございます。

純営業収益の内訳(連結)

丸三証券純営業収益の内訳(連結)

純営業収益の内訳ですが左の赤枠の通りでございまして、受入手数料が71億9100万円 前年同期比21.1%減でした。
また右側に枠で囲みましたように第2クォーターは、第1クォーター比較で微減と言う形となっております。

受入手数料の主な内訳(連結)

丸三証券受入手数料の主な内訳(連結)

受入手数料の内訳になりますが、前年比で株式委託手数料が39.5%減少と落ち込みが大きくなっております。その要因につきましては、2市場における個人売買代金の減少。
これもありましたが、日銀のETF購入から当社の提案する個別銘柄重視の営業スタイルが機能しにくかったと言う面もございます。特に第2クォーターが厳しいものでした。
投資信託の募集手数料につきましては、前年比6.7%減。信託報酬は同12.3%減です。
真ん中から右側に前年の第1クォーターからの四半期推移を載せておりますが、募集手数料はこの3四半期ほぼ横ばいという状況が続いております。また信託報酬におきましては、基準価格の下落もありまして想定よりも伸び悩んだ状況にありました。

トレーディング損益の内訳(連結)

丸三証券トレーディング損益の内訳(連結)

当社にとりましては営業収益のウェイトの低いトレーディング損益は前年比40.8%減の1億2700万円です。

販売費・一般管理費の内訳(連結)

丸三証券販売費・一般管理費の内訳(連結)

販売費・一般管理費の内訳を記載しております。
赤枠ですけれども74億8300万円前年比4%減です。

貸借対照表(連結)

丸三証券貸借対照表(連結)

貸借対照表で純資産合計は、右の下段になりますが473億2300万円となっています。

続きまして中期経営計画と経営方針についてご説明させて頂きます。

経営目標

丸三証券経営目標

経営目標についてご説明いたします。
上段に記しましたように当社は、市況変動に左右されにくい強固な収益基盤の確立を目指しています。
収益の3本柱は表左側に記載しましたように、投信募集手数料・信託報酬・株式委託手数料ですが、中でも市況変動に左右されにくい投信募集手数料と信託報酬で経費のカバー率であるA÷C。
これを100%以上に持っていこうとするものです。ちなみに当上半期は記載のように71.8%でした。
目標としております2018年3月期のところをご覧になって頂きますと経費のカバー率A÷Cが92.7%と100%に近づき、市況変動に左右さやすい株式手数料というものが、ほぼ利益となる目標でございます。
そのためにもBの信託報酬の増加。これを図るべく、投資信託の残高積み上げが最大の経営目標であり、より安定的なB÷Cですが信託報酬で経費カバー率を高めていきたいと考えております。

中期経営計画

丸三証券中期経営計画

信託報酬の前提となります株式投信の残高増化に取り組む、新株式投信純増3ヵ年計画を中期経営計画として載せております。
2015年3月末7228億円の募集手数料ありの株式投信。これは投信協会の定義に基づく株式投信ですのでエクイティ投信・外債投信。またREIT型すべて含まれます。ただETFや累等の類はこの金額には入っておりません。
その7228億円を基準価格の変動を考慮しない中で、2018年3月末1兆円に持っていこうと言う計画でございます。

株式投資残高推移と株式投資純増計画

丸三証券株式投資残高推移と株式投資純増計画

過去の残高推移から見て頂きますと当社が2003年をスタートとしまして、早くから投信残高を積み上げる投信営業に取り組んできたかお分かり頂けるかと思います。
一言で純増残高の積み上げと言っても市況変動に左右されやすい部分もありまして、この計画と言うものは容易いものではなく、特に投信の中身というものは株式・債券・為替など市況変動に左右され、例えばリーマンショックの後など何度か紆余曲折と言うものがグラフからも見てとれると思います。
足元の残高につきましても、2015年3月期をピークにして基準価格の下落の影響を受けていますが、当社の投信の残高を積み上げる姿勢と言うものは、全く変わりません。そこで中期計画、右側に出しておりますように2018年3月期1兆円と言う目標でございます。
その中で引き続き、例えば今、投信市場の中でも定期分配型投信と言うのは、一つの日本の超低金利化の中においては
人気商品になっておりますが、当社におきましてこの定期分配型投信の取り扱いと言うものについては、留意しております。
具体的に申し上げますと当社のスタンスは、分配金と言うものはインカム原因の範囲内で支払うべきとの考えに基づいておりまして、分配をおこなっております。
ただ値上がりした際には、サービス分配金をお出し致しましてお客様に利益を還元しております。
今後もお客様のトータルリターンを重視した投信営業と言うものを貫いて行く考えでございます。

信託報酬と経費カバー率(対面営業部門)の実績と目標

丸三証券信託報酬と経費カバー率(対面営業部門)の実績と目標

ただいま申し上げました最も市況変動に左右されにくい信託報酬と経費カバー率の推移でございます。
ただ相対的に市況変動に左右されにくいと言うふうな事でありまして、これでもマーケットの影響というものは、ご存知のように受けてしまいます。ただ証券業界においては、ある意味非常に安定的な収入であると言う事も事実でございます。
目標については、この信託報酬の目標につきましては先ほどの11ページにも記させて頂きましたが、今上期の経費のカバー率は、31.1%に低下しましたが新計画が終了致します2018年3月期にはこのカバー率を45.5%高める計画でございます。

新株式投信純増3ヵ年計画の進捗状況

丸三証券新株式投信純増3ヵ年計画の進捗状況

ここで中期経営計画がちょうど3年の中で18カ月。この9月で半分が経過いたしました。
進捗状況についてご説明させてい頂きます。
あくまでも基準価格の値上がり・値下がり考慮せず、純増と言う中で1兆円まで積み上がる計画でございますが、最初の半年15年9月期はほぼ計画通りに推移致しました。
ただこの1年、前3月期・16年3月期そしてこの16年9月期は、マーケット環境の変化とお客様の投資マインドが冷えた事もありまして、トータルしてみますとこのグラフの真ん中くらいとさせて頂きましたけれども、計画に対する進捗率は40.8%と言う事で芳しくありません。
同様に数字で示させて頂きましたが、この目標達成の為には月平均77億円の純増と言うものをして行かなければいけないと、非常に当社にとりましても容易い目標ではありません。
過去の3カ年計画に比べても大きな目標でございます。ただ1兆円の目標に向かって、これは最大限努力していくと言う考えでございます。

投信販売、売却・償還、純増の実績推移(月平均)

丸三証券投信販売、売却・償還、純増の実績推移(月平均)

半期ごとの月平均ではありますが、投信の左から販売額、売却・償還額、純増額を表しています。
一番左の月平均の販売額は、横ばいを辿ります。足元はほぼ月平均、半期ベースですが横ばいと言う形でございます。
1年前だったと思いますが、販売額については300億円とか250億円とかこう言った販売額は、当社としてかなり出来すぎというか、こんなに多く求めているわけではない。
やはり200億円ちょうどレベルくらい、それがおそらく適正水準ではないかと考えて、先ほどの収益計画の中でも言っております。販売金額が増えれば良いと言うものでもない、あくまでも一番右側の純増と言うところに拘った中で計画を行っております。
中央のグラフに表示しております売却・償還額が前下期から、やや増加していると言うのが見てとれるかと思います。
市況が不安定な状況になる中、お客様はマーケットに対する不安からお持ちの投信を一旦現金化された事などが売却額の増加の一因でございます。
さらに不透明なマーケット環境からこの上期におきましては、お客様が新しい投資に手控えられると言う事も増えました。そう言う事から右側の純増額の低下と言う形に繋がりました。
ただどういう環境においても着実に積み上げていくと言う姿勢は、全く変わりません。

重点取組事項

丸三証券重点取組事項

計画の達成に向けまして今当社がまた今後において、重点的に取り組んでいく事項を情緒的な言葉になる部分もあるかと思いますが、3点ほどご説明させてい頂きます。
まず、商品力を活かすと言う事でございます。当社は以前からお客様への投資信託の販売代理店ではなく、お客様への購買代理店であり続けたいと考え実践しております。
具体的に申し上げますと当社は、投信会社から提案されたファンドをそのままお客様に販売するのではなく、今後の市況見通しの中でお客様の中長期的な資産運用において、何が最適なのかを考えた商品を投信会社に作ってもらい、ご提案する事を実践しております。これは社員の一人一人がお客様に代わって勉強する、勉強代行業であると言う当社の基本的な考え方に沿ったものでございます。引き続きお客様にご提案する商品力。これを向上させ活かす事を重視して取り組みます。
次の取り組みでありますが、やはり今の状況、これは過去からもそうですけども対面におきましてお客様の接点。
これを増やす。こう言う形で今動いております。
世界経済の見通しが不透明な環境下であるからこそ、お客様に寄り添い信頼の絆を太くする事が必要と思っております。
そこで今上期から担当者が交代してもお客様の投資移行やご要望。またご意見などをフォローできる新たなシステムを導入致しまして、担当が変わってもお客様のニーズ、ご意見ご要望。こう言うものをしっかり組みとれると言う事で活用を始めております。
また営業店におきましては、投資の初心者の方々が気軽に参加して頂けるような少人数によるミニセミナー。
通常セミナーを行っておりますがミニセミナーの開催をかなり増やしました。そして多くのお客様と身近に接していく。初心者向けのセミナー、これを非常に増やしていくと取り組んでいるところでございます。
続きまして最下段になりますが、お客様へのサービス体制と言うところでありますが、その為にはやはり対面においての営業員の増強。これを行っておりまして、これは量と質の双方を目指しております。これにつきましては後ほどご説明いたします。

現在の注力ファンド

丸三証券現在の注力ファンド

商品と言う部分ですけれども現在当社の投信営業におきまして注力しております主なファンドをここに掲載させて頂きました。
上段から好配当株式絡み、REIT絡み、海外債券絡み。下段が同じ株式におきましても国内、中長期的なキャピタル原因を期待する物。それと海外株式と言う形で主な物を掲載させて頂きました。
ただし、この超低金利化におきましてやはり国民の保守的なマネーが、安心して投資できると言う商品が無く、非常に商品選択に信任していると言う状況でございます。ただし12月と新年の1月には、新ファンドを一本ずつ今のところ立ち上げる予定にしております。

リテール営業部門の人員推移

丸三証券リテール営業部門の人員推移

先ほど申し上げましたサービス体制の中での営業員の増強でございます。
この折れ線グラフは、リテール営業部門における一般営業。ブルーのラインですがこれは転勤・転宅を伴う一般営業部門。それと転宅無しの証券貯蓄部門の期中平均の人員推移ですが、それぞれ過去最高となっております。
左側1982年からの推移でございますが、過去最高となっております。また質の面につきましては、以前より研修を通じて人材教育・人材育成に力を入れております。
研修については、毎週何かが行われておりまして、先週も今週も一つか二つの研修が行われていると言うくらいやっております。ちなみに青の一般営業部門には、女性も当然おります。赤の貯蓄部門でもわずかですが、逆に男性もおります。

証券貯蓄部門の構成推移

丸三証券証券貯蓄部門の構成推移

転宅無しの証券貯蓄部門をさらに分解したグラフでご紹介させて頂きます。
男性と女性に分けるというのは、いかがかと思いますが敢えて申し上げますと、この9月期で右側の棒グラフになりますがオレンジの272名と赤の72名。合計344名が転宅無しの女性営業員です。
オレンジの272名は、大学あるいは短大を卒業された後、当社の本支店の証券貯蓄科に配属になっております。
そこで10年以上の証券貯蓄営業の経験を積んだ後、本人の希望により赤の独立した営業職。これに転向された方々で定着率は、非常に高いものがあります。
年齢を言うのもいかがと思いますが、272名の方々は新卒で入ってこられて、大体20代の半ばです。赤のそこから独立した72名の方の平均年齢は、36歳前後でございます。
特に当社の投信純増を図り、残高を積み上げる経営目標を今申し上げた方々は、新卒で入社して以降学び実践している方々で経営理念もしっかり理解しており、当社のDNAというものを持っております。
私はこの赤の72名の部隊と言うものは、一つの社内ベンチャー企業が出来上がりつつあると考えており、72名の、この272名の部隊を卒業して行った方々。つまり当社のOGの部隊を150名規模に育てたいと考えております。
これは、結婚後また出産後も働く事の出来る環境作りにありまして、当社の女性活用と地域密着型を具現化していく楽しみな組織であると思っております。
元々証券の対面営業は、お客様に購入して頂いた後の付加価値の高いサービスをいかに、工夫して生み出していくかが重要になると思います。そのためお客様目線で何がサービスとして求められているか。
そういう意味では、共感と目利きの力に優れる女性が活躍すると言う事を証券営業の対面部門において、そういう事を想定しております。このように前のページでも説明しておりますように、当社のリテール営業部門の人員約840名の内女性が約350名でありましてその比率は42%です。
かなり業界でもリテール営業に携わっている女性の比率と言う事で言えば、42%と言うのは高いものではないかと思います。目先的なフローの収益を上げることより、着実な投信の残高にベースを置いた体制を取っております。

配当政策 ~積極的な株主還元~

丸三証券配当政策 ~積極的な株主還元~

当社の配当制策です。上段には書いておりませんが、2014年3月期より連結配当性向を50%以上としており、加えて2015年3月期より2017年3月期までの3期間。特別配当40円の実施を公約しておりました。
以前より色々な機会にその特別な配当を3期で2017年3月期以降はどうなるのかと、あるいは最終的に株主資本。
どれぐらいまでを想定しているのか、など問い合わせご質問も多くありました。
その中で40円普通配当に加えての40円の特別配当。これが来年3月期で終了致しますが、それ以降についてやはり早めに公表させて頂く事が、投資家の方であり株主の方にこれがベストであると言う事で9月15日のプレスにおきまして、引き続いて2020年3月期までさらに3期間特別配当を発表しております。

今後の特別配当について

丸三証券今後の特別配当について

2017年3月期。つまり今期までは期末に特別配当を加えておりましたが、2018年3月期からは特別配当について期末で一回と言う事では無くて、中間と期末に分けて実施する方針でございます。引き続きまして積極的な株式・株主関連と考えております。

配当金の長期推移

丸三証券配当金の長期推移

配当金の長期推移を載せております。
グラフには、1986年の5月に上場してからの一株当たりの配当金を記してありますが、証券業と言う市況産業におきまして、無配は1993年3月期一回のみでございます。
またバブル崩壊後の1990年代を黒字で凌ぐ事が出来たため、バブル期の黒字が残りまして、2006年3月期と2007年3月期にも特別配当を実施しております。
なお当2017年3月期の9月の中間配当は、一番右になりますが業績等を鑑みて3円と言う形でございます。

総還元性向(累計)

丸三証券総還元性向(累計)

1986年の上場から累計の総還性向を表示しております。
この間の総還元性向は73.3%ですが、下段のご参考で記した2000年3月期以降の総還元性向は122.4%になります。
このように当社は株主還元に積極的に取り組んできましたが、このスタンスは今後も変わりません。

第3部につきましては資料集になっておりますので、ポイントだけご説明させて頂きます。

特長

丸三証券特長

当社の特徴でございます。
1917年の創業なので今年で107年目を走っている事になります。最下段にも書かせて頂きましたが、一応ネットのチャネルも合わせて持っております。

経営理念

丸三証券経営理念

経営理念でございます。
先ほど販売店ではなくお客様の購買代理店であり続ける。その部分の注釈書きを出させて頂きました。これはずっとお客様に対する奉仕の心を経営理念の中でずっと謳っております。

基本戦略ー資産運用サービスの確率

丸三証券基本戦略ー資産運用サービスの確率

株式営業

丸三証券株式営業

株式営業における考え方。それと当本社のフォロー体制などをそこに出させて頂きました。最下段にもアスタリスクで書かせて頂きましたが、当社は外国株式につきましては、提案営業はしておりません。
あくまでもお客様からの自注のみと言う事でやらせて頂いております。外国株式の場合やはり当社のスタッフでまたフォローしにくいと言う部分で、やはり外国株については投資信託で提案させて頂くと言うスタンスを貫いておりまして、今後も今のところそれを変えるつもりはございません。

当社取扱いファンドの変還

丸三証券当社取扱いファンドの変還

当社の2000年代に入ってからの取り扱いファンドの変遷を掲載させて頂きました。

店舗ネットワーク

丸三証券店舗ネットワーク

当社の店舗も記させて頂いております。

預り資産の推移

丸三証券預り資産の推移

こちらが弊社の預かり資産の推移でございます。
商品ごとに記させて頂いております。足元やはり外国物は債権等の円高。また投信など基準価格の下落そう言った事もありまして第1クォーターよりは、営業資産若干回復しておりますが、再度2兆円を割れている状況が続いております。

従業員数と平均年齢の推移

丸三証券従業員数と平均年齢の推移

最後になりますが、当社の従業員の数でございます。下にアスタリスクつけておりますが、臨時従業員また執行役員及び歩合役員を除いております。除いた人数で1,074名。平均年齢を記させて頂いております。33.9歳となっております。
以上で簡単ではございますが、ご説明を終わりにさせて頂きます。

丸三証券株式会社のIRはこちら
http://www.net-presentations.com/8613/20161117/flashplayer.html

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