【トピー工業株式会社】2017年3月期 第2四半期 決算説明会

それでは、2017年3月期第2四半期の決算につきまして、報告させて頂きたいというふうに思います。

決算概要

トピー工業決算概要

決算の概要ですが、売り上げにつきましては972億ということで、前年同期比で10.4%の減収。営業利益は19億ということで、同様に前年同期比で41%の減益となりました。計上利益については、10億。それから、最終的な親会社株主に帰属する四半期純利益は、12億というふうになりました。計上利益に対しまして、この最終利益がプラスとなっているのは、前年の事業再編に関連した関連会社出資金の売却益6億を、本年度に特別利益に計上したために、こういう数字になっております。配当は1円ということで、決算をしめております。

2016年度第2四半期の経営環境

トピー工業2016年度第2四半期の経営環境

この第2四半期の経営環境につきまして、ていせてきですが、この表で説明させていただきたいと思います。海外および日本の経済状況につきましては皆さんもご存知の通りですが、円高がかなり進行してまいりました。当社グループの事業につきましては、鉄鋼事業につきましては、建設向け及び製造業向けの鋼材需要が低調に推移いたしましたし、また、スクラップが年度初めから急激に値上がりしたこともあり、メタルスプレッドが縮小するということになりました。一方で、電力料金については低下するというプラスの面もありました。自動車・産業機械部品事業につきましては、自動車ホイールにつきましては、軽自動車の販売が減少いたしました。我々の事業では、スチールホイールを主に製造しておりますので、スチールホイールに関しましては、軽自動車で使用される比率が高いものですから、軽自動車が減るということは、我々の数量が減っていくということになっております。また、トラックにつきましても、国内は非常に堅調でしたが、輸出は減少してまいりました。履板履帯につきまして、国内の建設機械需要が減少しました。なおかつ、鉱山機械用のホイールにつきましても、前年度も落ちてたんですが、それから更に減少するという状況になっております。発電事業につきましては、石油及びガス価格が低下したことにより、我々がお売りしている販売価格が低下するということになりました。

2016年度第2四半期の取り組み

トピー工業2016年度第2四半期の取り組み

こういう事もありましたので、2016年度第2四半期の取り組みは、こういうふうにやってまいりました。外部環境は依然として厳しい中で、収益改善とコスト削減の対策を、引き続き徹底して推進してまいりました。また、自動車・産業機械部品事業においては、海外拠点の立ち上げをスピードをもって取り組むと同時に、グローバルでの展開を加速してまいりました。国内では、鉄鋼事業において、異形形鋼の需要開拓に注力し、販売数量を拡大いたしました。加えまして、新しい地域で取り組んでおります企業基盤の強化に向けた施策についても、強力に推進してまいりました。
事業再建に取り組んでいる項目については、中国の建機用足回り部品事業、これについてはですね、若干想定よりも販売量が上がっていることもあって、ほぼ予定通り進んでおりますが、逆に鉱山機械用ホイール事業については、先ほど申しましたように、当初、昨年度に比べて更に需要が落ちるという状況に陥っておりまして、そういう意味で、再建策をもう一度見直しながら、実行してるとこであります。中期の経営計画の重点テーマの取り組み状況ですが、自動車用ホイールにつきましては、MWイタリア車とグローバル供給体制の進化を目指した戦略的提供を、今強化をはかっております。工業用ファスナーにつきましては、メキシコの生産拠点の建設が完了いたしまして、開所式を行いまして、1月から実際に製造を開始する予定であります。ベトナムの生産拠点につきましても能力増強に着手しておりまして、これも来年の2月になりましたら稼動する予定で、今進んでおります。基幹業務システムの刷新につきましても着手いたしまして、第1フェーズとしては今進めているところであります。また、働きがい向上委員会という委員会を、若手を中心に今進めておりますが、議論がかなり進んできましたので、順次議論の終わった者から、しっかり取り組んでいきたいとこんなふうに考えております。

営業利益増減要因(対2015年度2Q実績)

トピー工業営業利益増減要因(対2015年度2Q実績)

営業利益の増減要因についてご説明させていただきたいと思います。一番左の棒グラフは、2015年度2クォーターの営業利益33億ですが、これに対しまして、数量としましては鉄鋼は若干増えたものの、自動車産業機械は量的には恵まれませんでした。為替につきましては、円高になったということで、8億のバツとなっております。販売価格につきましては、鉄鋼でバツの40億。これにつきましては、隣の直接費の一番上にあります材料費(鉄鋼)でプラス17。これはスクラップの値段ですが、スクラップの値段に対して、価格で補い切れていないというのが、この数字でわかっていただけると思います。自動車・産業機械についても、18億のバツとなっておりますが、鉄鋼材料を中心に価格が落ちたこともありまして、同様に17億の下のプラス22億ということで、ここはバランスをしております。それから発電につきましては、先ほど申しました石油エネルギー価格が落ちたこともありまして、バツの11億ということで、販売価格ではトータルバツの69億ということになっております。それに対しまして、直接費で先ほどの材料費17億と22億、それから、電力が下がったことによるメリットとしてプラス8億、それから新製鋼稼動効果でプラスの4億、燃料費、それから合金鉄等が下がったことによりましてプラス11億ということで、直接では67億の削減をしております。固定費につきましては、バツの2億ということです。こういうこともありまして、コスト改善を非常に進めました。右下にありますように直接費で12億、固定費で1億のコスト改善を進めまして、トータル最終的に一番右の数字でありますが、19億というのが2016年度2クォーターの結果であります。

セグメント別業績

トピー工業セグメント別業績

セグメント別に2016年度2クォーターの数字と、前年同期の数字を見比べております。営業利益で見ますと、鉄鋼事業ではバツの6億、自動車・産業機械部品事業ではマルの1億、発電事業ではバツの9億という結果になっておりまして、トータル一番下の行にありますように、バツの14億という結果になりました。

鉄鋼事業 営業利益増減要因(対2015年度2Q実績)

トピー工業鉄鋼事業 営業利益増減要因(対2015年度2Q実績)

それでは、鉄鋼事業の営業利益の推移につきまして、これでご説明させていただきたいと思います。2015年度2クォーター16億ということでしたが、これに対して数量的には、社内材が増えたこと、それから輸出国内で拡販を進めたことによりプラス3億となりましたが、為替円高によりバツの3億でありました。販売価格についてはバツの40億という事で、これが先程の、その右の直接費にあります17億を補い切れずに、スクラップの値段が上がった分に対してですね、販売価格を上げてくことがですね、若干時間的なズレが生じるんで、スクラップが上がってくという局面ではこうなりがちなんですが、その部分がまだ上げられていないという状況になってます。それ以外に電力が下がったこと、新製鋼の効果があったこと、燃料も下がったこと等により、直接費としては37億となりました。固定費はバツの3億ということで、コスト改善を頑張って右下にありますように6億進めましたが、結果としては2016年度2クォーター10億という数字で終わりました。

自動車・産業機械部品事業 営業利益増減要因(対2015年2Q実績)

トピー工業自動車・産業機械部品事業 営業利益増減要因(対2015年2Q実績)

自動車・産業機械部品事業の営業利益ですが、一番左にありますように、2015年度2クォーターは18億ということでした。数量的には、自動車は若干増えたものの、産業機械については数量が減ったということで、トータルバツの4億、為替円高によってバツの5億、それから販売価格でバツの13億、直接費固定費でマルの27億とマルの1億ということを取り組み、コスト改善も進めた結果、2016年度2クォーターは、一番右にあります19億という結果に終わりました。

発電事業 営業利益増減要因(対2015年2Q実績)

トピー工業発電事業 営業利益増減要因(対2015年2Q実績)

発電事業につきましては、2015年度2クォーター12億ということでありましたが、真ん中の棒グラフにあります販売価格が、石油及びエネルギーの値段が下がったことによりまして、販売価格が落ちまして、これがバツの11億。その隣の直接費で石炭価格も同時に下がったんですが、それが2億ありまして、こういう形でトータル右端にありますように、2016年度2クォーターは3億という結果となりました。

2016年度第2四半期 地域別売上高比率

トピー工業2016年度第2四半期 地域別売上高比率

2016年度2クォーター終わったとこで、地域別の売上高の比率ですが、一番右下にありますように、2015年度の2クォーターの海外比率は25.3%でしたが、2016年度は24.4%ということになりました。これは、ひとつは円高に伴いまして、為替の換算の影響が大きかったこと、そういうこともありまして海外の売り上げ費が減少してます。地域的に見ますと、メキシコに新社を立ち上げた等によりまして、その他の地域の比率が増加しているという結果になりました。

第2四半期決算 当初予想対比(5月10日公表)

トピー工業第2四半期決算 当初予想対比(5月10日公表)

第2四半期の当初予想との差について、ご報告させていただきたいと思います。売上高につきましては、5月10日に公表いたしました年度の最初の目標に対しまして、5%の減収となりました。営業利益につきましては、48%の増益となりました。なりましたが、計上利益については10億ということでプラス1億と。これは、為替差損の発生により発生したものでありまして、ひとつは円高、もうひとつはペソ安の両方がきいておりまして、こういう数字になっております。純利益につきましては、一部固定資産の除却時期がですね、当初予定の9月に終わりませんで、これは古い製鋼設備の解体工事が、ちょっと天候が不順だったために延びまして、9月中に終わらなかったことによりまして、10月以降にズレ込んだ影響がちょっと出ておりまして、そのためにちょっと純利益の数字が大きな数字となっております。

2016年度第2四半期の経営環境

トピー工業2016年度第2四半期の経営環境

当初5月10日に公表いたしました数字との経営環境の変化につきまして、訂正的にここに示しております。円高は進行しましたが、当社グループにとって鉄鋼事業はですね、実はこの2クォーターまで1クォーター2クォーターで一過性の設備トラブルがおきました。これは集塵機、集塵用のですね排煙ダクトの水漏れで2回ほど大きな休止を行っておりまして、これが生産を減らさざるを得なかったということが起きております。これについては既に、対策を全て終わりました。ただ、設備を実際に更新するまでには若干時間がかかりますが、これにつきましては現状をしっかり観察することにより、大きな設備トラブルにならないようにしながらですね、順次更新していきたいというふうに考えております。それから、電力料金が更に下がりました。自動車・産業機械部品事業につきましては、自動車用ホイールについては当初熊本地震の影響をですね、考えておりましたが、この影響がかなり我々のお客様が挽回生産をされたということもありまして、販売量の減少がですね、想定より小さく終わったということでありましたし、またあの履板履帯につきましては、中国の建設機械の生産が増えてまいりました。今の状況で言いますと、履板履帯につきましては、2015年で在庫調整がほとんど終わっておりまして、そういう意味では、販売が上向くと即、我々の部品の商売についても上がってくるという状況になっておりまして、それが良い方向に、思っていた以上に良い方向に今進んでおります。鉱山用ホイール機械需要については、更に減少するというようなことになりました。それから発電事業につきましても、石油エネルギーが依然として低くなっておりますので、そういう意味では販売価格が低下した状況になっております。

営業利益増減要因(対2016年度2Q予想)

トピー工業営業利益増減要因(対2016年度2Q予想)

営業利益の増減要因ですが、当初2016年度上期の予想は13億円ということで、営業利益考えておりましたが、結果的に一番右にありますように19億ということで終わりました。数量的にはですね、スチール事業部門と自動車・産業機械事業部門がプラスマイナスちょうどゼロとなりましたが、為替については円高でバツの4億となりました。販売価格につきましては、鉄鋼、自動車・産機・発電等こういう形で、計バツの6億というふうになりました。直接費につきましてはプラス12億。それから固定費についてはプラス4億ということで、コスト改善はほぼ計画通り進めましたので、そういうこともあって19億という結果に終わっております。

2016年度通期業績予想

トピー工業2016年度通期業績予想

2016年度の通期業績予想について報告したいと思います。通期の業績予想につきましては、事業セグメント毎にプラスとマイナスの要素があり、なおかつ円の為替相場等も先行き不透明である為に、当初の5月10日の公表値と変更しておりません。この真ん中にあります2016年度計画を、色んな経営環境はありますが、しっかり達成していきたいと、今思っているところであります。

数値目標推移

トピー工業数値目標推移

数値目標の推移はですね、この2016年度の数値を入れますと、こういう数字になります。

有利子負債

トピー工業有利子負債

有利子負債については、こういう形になりまして、2016年度の今の予想では617億という数字になります。前回5月10日に公表した時は、634億という数字で報告しておりますので、有利子負債についてはちょっと絞れた形で終わることができそうだなと、こう考えております。

以上、2017年度3月期第2四半期の決算について報告させていただきました。

トピー工業株式会社のIRはこちら
http://www.net-presentations.com/7231/20161116/flashplayer.html

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