【株式会社カイオム・バイオサイエンス】平成28年12月期 第2四半期 決算説明会

【株式会社カイオム・バイオサイエンス】平成28年12月期-第2四半期-決算説明会

みなさんこんにちは。すいません不手際がございましたけれども、今朝ちょっと天気を見て非常に心配をしておりました首都圏直撃という事でしたけれども、お陰様で思ったほど雨も降らず皆さんにこの足元の悪いとこをご参加いただきまして、本当にありがとうございます。オリンピックも終わって、日本人が凄く活躍して私もそれほどかぶりついて見ていたわけでは無いですけども勇気づけられました。東京オリンピックに向けてと2020年という訳にはいきませんので、我々は1日でも早く成果を出していきたいという風に考えております。早速本日の決算説明でございますけれども、資料に沿ってご説明を申し上げたいと思います。

平成28年12月期-第2四半期-決算説明会アジェンダ

カイオム・バイオサイエンス平成28年12月期-第2四半期-決算説明会アジェンダ

アジェンダはこちらの通りでございまして、28年12月期の業績と、それから経営の概要についてご説明をお話しします。

業績:損益の状況

カイオム・バイオサイエンス業績:損益の状況

まず業績でございますけれども、損益の状況はこちらの通りになります。売上高が1億3000万という事で、これも当初の計画通りの進捗でございます。それから売上原価、販売管理費こちらの方が7億1300万です。それからそのうち約半数が研究開発費という事で3億4600万、その他が3億6600万となっております。営業利益と経常利益これはそれぞれ5億8000万でございますが当期純利益に関しましては7億1100万という事でございます。こちらに関しましては我々が踏襲をしておりますイーベックですね、そちらの方の減損に反映されております。それから希望退職を募りまして、そちらの費用2400万と、これらが合わさりまして約7億1000万という事になっております。

業績:貸借対照表の状況

カイオム・バイオサイエンス業績:貸借対照表の状況

続いて貸借対照表でございますけれども、左側が平成27年12月期末の状況でございまして、それから半期過ぎたものが右側になります。トータルとしましては4億程減っておりますけれども、事業運転資金としましては流動資産も含めて約38億円となっております。ただ前回と一番大きな違いは、現預金ですね、こちらがコマーシャルペーパー等の償還に伴う現金及び預金が大きくに増加しているという状況になってございます。

経営概況①

カイオム・バイオサイエンス経営概況①

続いて経営概況に参りたいと思います。
まず事業開発の状況でございますけれども、引き続き大手製薬企業様との新規抗体作製を継続的に実施してございます。特にですね、新たな顧客及び社内プロジェクトにおきましては、従来のテクノロジーでは中々攻略できない、我々は困難抗原と呼んでおりますけれども
そちらに対する抗体作製を実施してございます。それから、これは後程詳しくお話ししますけれども、我々が昨年ですね完全吸収合併しました元旧リブテックのプロダクト2つにつきましてはADCセルティックさんの方でですねオプションアグリメントに沿って検討が進められているという状況でございます。続いて研究開発の状況でございますけれども、これはずっと継続してやってますがADLibシステムの技術改良ですね、さらに高い技術のものを取っていくという事を継続的にやっていくという事。それから完全ヒトADLibシステムにおきましては、実用化ですね、先般から申し上げております通り、こちらについては我々の作った技術で医学に主する物を作っていくというのが近々の課題だという風に認識をしておりますのでそちらに相当なリソースを割いてですね検討を進めているという状況でございます。

経営概況②

カイオム・バイオサイエンス経営概況②

創薬事業につきましては、先程少し申し上げましたけれどもこれも後ほど詳しく述べさして戴きます。それから一方でですねADCセラピューティックさんが捉えてるオプション契約の範囲外の部分ですね、LIV-1205につきましては全く同じ抗体ではございますけれども裸抗体そのものに活性がございますのでそちらを我々独自で研究開発を進めております。またその延長でですねライセンス活動というのをやっております。それからLIV-2008につきましては、ターゲットはTROP-2と同じなんですけども、抗体そのものが2008と2008bというものがありまして、我々はbのついてない方ですね、こちらの方の研究活動を推進しております。それから抗セマフォリン3A抗体ですね、こちらもライセンスに向けたデータパッケージの作成というものを継続的に実施しております。それから創薬支援事業につきましては、これも遡れば2007年以来ですね、お付き合いのある中外製薬さんとの共同研究及び委託事業に関わる研究を継続的に実施させて頂いております。それからその他の製薬企業様とのアライアンスによる抗体作製プロジェクトも実施しております。それから富士レビオさんですね、2000年からでございますか、2010年からでございますけれども、弊社のADLibシステムを導入して頂いて、それに伴う成果の1つとしましてビタミンDに対する検査キット、これは三年程前からですね欧州の方で発売して頂いて、我々としましてはそこから挙がってくる売り上げに対する一定の両立を得たロイヤルティーを受領してございます。継続的に情報交換あるいは我々の新たな技術に関するノウハウの提供、そういった事を継続してやらせて頂いております。

経営概況③

カイオム・バイオサイエンス経営概況③

その他でございますけど、冒頭に少し申し上げました通り特別退職金約2400万を特別損失として計上しております。この時点での対象者はは8名という事でございますが、自己都合退職の従業員等の減少を加味して当初の予定を同等以上ということでこちらについては終了しております。それからイーベックに係わる投資有価証券の評価損1億500万円を特別損失として計上しております。こちらに付きましてはご存知の通り東芝等の事で非常に今監査法人も厳しく言われておりますので我々は十分にディスカッションした上でこちらとの減損するという事をやっております。そうゆう意味でこういう状況なんですけれども先方が持っているプロダクトですね、パイプライン、すでに臨床入りが出来る状況まで持ってきたものがありますので、こちらは当初期待していたよりも若干ライセンスのタイミングはずれていると、ずれてしまっているという事でございますので、引き続きその一番先頭を走っているものをあとその他のパイプラインも含めてですね良質活動をして頂いているという風に認識しております。また我々もその中でですね出来るサポートをしていきたいという風に考えております。

LIV1205、LIV-2008bのオプションライセンス契約

カイオム・バイオサイエンスLIV1205、LIV-2008bのオプションライセンス契約

こちらが旧リブテックの2つのプロダクトですね。オプションライセンス契約、まあ、詳細は省きますけども、オプション期間独占的に評価をして頂いて、その結果本契約に入ればすでに設定されているマイルストーンの総額がそれぞれ90億110億という事になっておりまして、さらに売り上げに対する一定のロイヤルティーを得るというような契約になってございます。

パイプラインの開発状況

カイオム・バイオサイエンスパイプラインの開発状況

これは従来のものと基本的にほとんど同じ画になっておりますけれども、前回が2月にこういう場でご報告させて頂きましたけれども、3月になりましてですねADCT社が2つ目のオプション契約を、TROP-2、抗TROP-2抗体ですね、について結ばれたという様なことは出来ております。先程も触れましたけれども新規のプロジェクトはどんどん進めておりますので、所謂、疾患動物におきましてですね成果が見えてきた段階で皆さんに紹介できるようにしたいという風に考えております。

開発スケジュール

カイオム・バイオサイエンス開発スケジュール

ここではですね今申し上げました、我々の中ではより前に進んでいる2つのパイプラインについてご説明をさせて頂きたいと思います。まずパイプラインの開発スケジュールになっておりまして、先程申し上げました東京オリンピックまでの期間の物になっております。LIV-1205のADCとの物につきましては、来年ですね、の初頭にオプション契約の判断をして頂くという風に我々としては想定しております。それからそれとは別にですね我々としましては、ネイキッドの方の非臨床及びCMCの開発ですね、こちらの方も我々独自で進めていきたいという風に考えております。それによって付加価値を高めるという事ですね。より大きな契約時の条件を取り付けていくという事を考えております。続いてLIV-2008bにつきましては先程も申し上げました通りでございます。1205と比べて10か月遅れてのオプション契約スタートしておりますので、約1年後を想定しておりますけれども2018年にですね、オプション契約の模範によるその次に進むかどうかの判断をして頂くという風に考えております。で、2008につきましては、bでない方ですね、につきましては、我々も継続して非臨床、CMCの開発をしていくという事を現時点で計画をしております。

LIV-1205・LIV-2008/2008bのプロファイル

カイオム・バイオサイエンスLIV-1205・LIV-2008-2008bのプロファイル

それぞれの抗体のプロファイルをこちらの方に示しております。前回まではですね、想定適用疾患が、これも全てでは無いのですけども、DLK-1の場合ですねLIV-1205ですでども、につきましては肝臓がんの等という事で表示しておりましたけども、肺がん、神経芽細胞種等にも適用を今広げようとしております。実際、小細胞肺がんに対しまして、これはあくまでも免疫で実際存在するかどうかの検討ですけども、文献等によりますと6割以上が発現していると、それから神経芽細胞種におきましても、きちっとしたデータは無いのですけども、かなりの患者さんにですねこのDLK-1が発現されていると、もともとDLK-1というのは所謂ステムセルですね、幹細胞系に発現されているという事でこの神経芽細胞種ニューロブラストーマ、小児がんとしては非常にアンメットな領域ですけどもその他の小児がんにおいても発言が想定されておりますので、それらへの適応を今後やっていきたいという風に考えております。DLK、LIV-1205につきましては、我々知る限り先行している抗体がございませんので、これが状出される事になりますとファースト・インという事で非常に大きな期待が出来るのではないかという風に思っております。実際、ADCセラピューティックさんとの払拭契約がでてからですね、Nakedに対する協議を多くの企業さんからも頂いておりますので、我々としては一番高く評価して頂く所に、あるいは我々と長い意味でですねアライアンスパートナーとして相応しい所に導出していきたいという風に思ってます。その間先程から申し上げました通りですね我々自身がより付加価値を高める努力を一緒にやっていくという事でございます。それから右側のLIV-2008ですけども、これはターゲットがTROP-2という事でございます。適用疾患は多くの固形がんという事ですけども、乳がんですね、トリプルネガティブブレストキャンサーという所謂エストロジェンとプロジェステロンとそれからエピダーマルグロースファクターレセプター2の、HER2ですね、それらに対して陰性の物に、今の時点で中々いい治療薬の無い乳がんに対する適用を考えております。かなりのですね、トリプルネガティブに対しまして8割ぐらいTROP-2が発現されているという、これは文献情報でございますけれども、そういった事がありますし、先行品がこれはありますけれども、そちらで昨年秋ですかね、非常に有用性が認められているという事で、我々は後発にはなりますけどもすでに臨床におけるPOCが取れているターゲットに対してより良い抗体を提供できるポジションを作っていきたいという風に思っております。こちらの肺がんに関しましても6割近くの発現が、これも小細胞性肺がんですけども認められているという事がございますので、それなりの市場もあるという事です。大腸がんに関しましては、2割程度の発現という事ですけども非常に増えているがんでございますのでこういった所でもアンメットに対するソリューションを提供出来るんじゃないかという風に思ってます。先程も申し上げましたようにこちらはイムノメディックスというベンチャーが先行しております。彼らの抗体というのは我々エピトープの開示等がございませんので実際どれぐらい違うかというのは直接比較はすることは出来ませんけれども、ADCですね、ドラッグをコンジュゲートさせている物で彼は開発しているという事を言ってます。そのコンジュゲートは当然我々が今、ADCTがやっている物とは違っておりまして、これはイリノテカン、ヤクルト本社が開発されて第一三共が販売を日本でされておりますけどもそちらの活性型を付けたものでございます。非常に毒性は強いのですけども彼は当然同じことを考えておりまして、がん細胞を特異的に発現しているTROP-2を認識する抗体でターゲットを細胞だけに非常に強い抗がん化したものを導入するという事になっております。我々はそちらに関しましてはADCセラピューティックの現在進められている評価結果を今待っている状況でございますけども、我々も一緒に協力できる所を進めているという状況でございます。一方で我々のこの2008bではないNakedの抗体はそのままでがんに対する抑制効果を持っておりますので、そちらはそちらで開発、研究開発を進めている状況でございます。

LIV-1205

カイオム・バイオサイエンスLIV-1205

これはLIV-1205のイメージですね、治療イメージまで図にしたものでございますけども、がんが発現した肝臓の中でDLK-1陽性ですね、これは大体全体の20%と言われておりますけどもご存知の通り非常にアジアでは肝がんが多いという事ですので、相当なポピュレーションがこういう薬を待っているという状況でございます。いい抗体が出来ればインフュージョンで治療をしてDLK-1ポジティブな肝がんをやっつけてしまおうというのが基本的な考え方になります。先程申し上げましたようにですねDLK-1に関しましては、ステムセルとかあるいはまだ文化の少し前の段階ですね、前駆細胞プロジェインターセルそういったものに発現されているという事で、繰り返しになりますけどもまだアンメットな小児がんですね、こちらの方も適用の可能性が検討されております。

LIV-2008/LIV-2008b

カイオム・バイオサイエンスLIV-2008-LIV-2008b

それからこちらは2008と2008bでございますけれどもこれはDLK-1に比べるとより広い固形がんに発現が認められておりまして、特にがんの悪性度、予後の悪いがんへの発現というのが非常に注目されております。繰り返しになりますけども一番下にあります、競合品の方で臨床におけるPOCが既に確立されておりますので、我々としては競合ですからその分大変ですけども一方でそこに至るトラックというのが開かれているという利点を最大限に活かしていきたいという風に思っております。先程述べた以外にですね、すい臓がんとかあるいは前立腺がんですね、こういったがんにも発現しているという事が確認されております。以上パイプライン中心にご説明させて頂きましたけれども、ターゲットが非常にはっきりしているという事で今オプジーボがですね色々期待が大きい分ですね既成に中々使われないという様なニュースも出て来ているかと思いますけれども、我々としては事前に効果のある患者さんをしっかり見極めて、それに沿って臨床開発をし、最終的にも、使われる時にも同じようなプロセスを経てですね、より、小規模でもありますが確実に治験を成功させて必要な患者さんだけに投与する、そういった事を考えております。

長期ビジネス戦略

カイオム・バイオサイエンス長期ビジネス戦略

長期ビジネス戦略でございますけども、これも従来から申し上げてきている通りでございます。我々としましては完全ヒトADLibシステムを有効に活用しながらですね、多くのパイプラインを積み上げていくと、それによって技術導出の可能性を今後も見極めていきたいと思います。当面はですね、LIVの2つ、それからADLibシステムで作られた抗セマフォリン3A抗体の導出の活動を積極的に展開しながら新たなパイプラインを積み上げていくと、それによって成長をドライブしていきたいという風に思っております。創薬支援事業もお陰様で従来よりはスケールは小さくなっておりますけれども、確実な収入源という事で今後も安定収益の源泉としていきたいという風に考えております。

創薬事業の価値最大化に向けて

カイオム・バイオサイエンス創薬事業の価値最大化に向けて

これもまとめのスライドになりますけども、創薬事業の価値最大化というものを今年からですね従来以上に積極的に展開しております。そのためにも事業資金の確保と一方で、やはり限られた資金、人材を有効に活用するという事で選択と集中によっての投資効果の最大化というものを目指しております。繰り返しになりますけども創薬支援事業も安定感のあるものですので、そこを促進するより良いサービスを展開していくという事、それから先程も少し触れましたけども、社員数の適正化も含めたより筋肉質な組織の構築ですね、これによって付加価値を高めるための初期臨床コストを捻出していきたいという風に思っております。その中で我々としては大事にしていきたい、当然ながら他の企業さんもそうなんでしょうけれどもアンメットメディカルニーズですね、そこが一番大きなキーワードになっております。その中でADLibシステムという従来の技術では中々攻略できないターゲットも含めてですね、有望なパイプラインを作っていきたいという風に思っております。そういう意味でこの強みをベースとしてですね、色々な新たな抗原というものも話しが来ておりますので、その中で我々としてやるべきものをきちっと見定めていきたいという風に思っております。

カイオム・バイオサイエンスのミッション

カイオム・バイオサイエンスのミッション

ミッションは創業時から全く変えておりませんけどもやはり新たな医療を待ち望む世界中の人々のためにですね、我々継続的にやっぱり基盤技術型の企業でございますので、技術の持続的な創出、それからそれに基づいたユニークな革新的な医薬品の創出、そして最終的には医療に革新を起こすという事を考えております。

当社のビジョン

当社のビジョン

それで最後ビジョンですが、我々は100%の治療効果を追求するヘルスケア・イノベーターとして活動しております。今日は触れておりませんけども、パンデミックの感染症対応ですね、こちらも今着実に進めておりますので、何とかですね、残されている時間はだんだん減っては来ておりますけども2018年にそれなりの貢献できるポジションをつかんでいきたいという風に思っております。最終的には目指す所は究極のオーダーメイド医療という事で、これは非常に大きなチャレンジではございますけども、いい薬品がない患者さんに対しての特異的な抗体を作ると、そういう事を目指して頑張っているところでございます。

わたくしからの説明は以上とさせて頂きます。どうもご清聴ありがとうございました。

株式会社カイオム・バイオサイエンスのIRはこちら
http://www.net-presentations.com/4583/20160822/flashplayer.html

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