【寿スピリッツ株式会社】第63期定時株主総会

皆さま、おはようございます。私は社長の河越誠剛でございます。
本日はご多忙のところ、多数の株主様のご出席賜りまして誠にありがとうございます。当社定款の定めるところによりまして、私が議長を務めさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 本総会の議事の進行整理につきましては、議長である私の指示に従いご対応いただきますよう、ご出席の皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。また、質問などにつきましては、報告事項及び決議事項の説明が終わりました後にお受けしたいと存じます。その場合は受付でお渡しいたしました出席表の番号、そして、お名前をおっしゃっていただいた上でお受けしたいと存じます。なお、株主総会終了後当会場におきまして、株主の皆様方と当社グループ経営陣との懇談会を予定しておりますので、ぜひご参加を賜りますようあわせましてお願い申し上げます。
それでは、只今より、寿スピリッツ株式会社の第63期定時株主総会を開催いたします。
それでは、本総会の目的事項に従いまして報告及び議案の審議に入らせていただきますが、まず報告及び議案の審議に先立ちまして、監査役から監査報告がございますのでお聴き取り願います。ナガトウ監査役、お願いいたします。
常勤監査役の、ナガトウでございます。
タナカ監査役、ノグチ監査役共にそれぞれ監査いたしました結果、同意見でございますので私の方からご報告申し上げます。
第63期事業年度における当社グループの連結計算書及び計算書類につきましては、お手元の招集ご通知38ページより41ページに記載の通り、有限責任監査法人トーマツより報告及び説明を受け監査を行いました。その結果につきましては、お手元の招集ご通知42ページより43ページに記載の通り、有限責任監査法人トーマツの監査方法及び結果は相当であると認めました。また、私共監査役及び監査役会は、第63期事業年度において取締役の職務執行及び会計を含む業務全般について監査を行ってまいりましたが、お手元の招集ご通知42ページより43ページの記載の通り不当な事実はございません。なお、本総会に提出されております議案及び書類につきましても、法令、定款に違反する事項及び不当な事実はございません。以上、ご報告申し上げます。
それでは、第63期事業報告連結計算書類ならびに計算書類の内容につきましてご報告申し上げます。これらにつきましては、お手元の招集ご通知に記載しておりますのですでにご覧いただいていることと存じますが、ここではその概要につきまして前方のスクリーン、そして本日お配りしておりますA4版の第63期定時株主総会資料、これを元に事務局より説明させていただきます。

報告事項

寿スピリッツ報告事項

それでは、第63期事業報告連結計算書類ならびに計算書類の内容につきましてご報告申し上げます。

2015年3月期連結決算の概要

寿スピリッツ2015年3月期連結決算の概要

はじめに、当連結会計年度の連結決算の概要についてご説明させていただきます。当連結会計年度の当社グループを取り巻く事業環境は円安の影響や、官民一体となったビジット・ジャパン事業の政策推進などにより、一部の地域においてインバウンド需要の増加がみられた一方、消費マインドは消費税率引き上げ直後の反動減や、その後の冷え込みが予想以上に長引いていることに加え、夏場の相次ぐ天候不順も重なり厳しさが増す状況で推移しました。

「ニューコンセプトメーカー」

寿スピリッツ「ニューコンセプトメーカー」

このような状況の元当社グループは、引き続きニューコンセプトメーカーをテーマに掲げ、既存ブランドの育成ならびに主力商品の強化はもとより、地域・チャンネル特性にマッチした商品開発の推進、前期に立ち上げました新ブランドの認知度の拡大、販売力の強化による首都圏展開の推進、などの事業政策に取り組んでまいりました。

2015年3月期の業績ハイライト①

寿スピリッツ2015年3月期の業績ハイライト①

その結果、当連結会計年度の売上高は、出雲大社及び伊勢神宮の遷宮効果の反動減、キャンペーンの期ズレによるルタオ通販の減収、健康食品事業の見直しに伴う減収要因があった一方、新規出店を含む首都圏での販売が好調に推移した結果、前期比0.1パーセント増の229億6700万円となり、微増ながら4期連続で過去最高売り上げを更新いたしました。

2015年3月期業績(対前期)

寿スピリッツ2015年3月期業績(対前期)

利益面におきましては、製造ラインの採算改善など生産性の向上に努めたものの、売上高の微増により人件費の増加を吸収できなかった結果、営業利益は前期比13.2パーセント減の20億3400万円。経常利益は12.4パーセント減の20億7000万円となり、共に減益となりました。

2015年3月期の業績ハイライト②

寿スピリッツ2015年3月期の業績ハイライト②

一方、当期純利益は、法人税制改正の影響及び繰延税金資産の見直しにより税金費用が減少した結果、前期比2.1パーセント増の13億500万円となり、微増ながら3期連続で過去最高益を更新いたしました。

通気のトピックス

寿スピリッツ通気のトピックス

次に、通期のトピックスについて注力しております首都圏での展開につきましてご紹介いたします。

《シュクレイ》

寿スピリッツ《シュクレイ》
はじめに、首都圏において現在5ブランド16店舗で展開しているシュクレイは、イベントによる店頭販促の充実、催事の推進、接客サービスの向上などの販売力の強化に努め、各ブランドの認知度が向上した結果、売上高は前期比19.7パーセント増の27億9500万円となりました。営業利益は増収要因と不採算店の退店などにより採算が改善され、前期比103.3パーセント増の1億4900万円となり躍進いたしました。

《九十九島グループ》

寿スピリッツ《九十九島グループ》
次に、九十九島グループで運営しております新ブランドのフレンチトースト専門店IVORISHは、昨年4月に東京・渋谷に2号店を出店し、全国区メディアに多数取り上げられ知名度が大幅に向上いたしました。その結果、売上高は前期比223.2パーセント増の2億7900万円となり、さらなる展開に向け勢いがついてまいりました。

主要セグメントの業績

寿スピリッツ主要セグメントの業績

次に主要セグメントの業績についてご説明させていただきます。

《ケイシイシイ》①

寿スピリッツ《ケイシイシイ》①

ケイシイシイは、LeTAOの更なるブランド価値の増大に向け直営店舗、催事、通販などの販売チャンネル特性にマッチした商品開発の推進、ルタオプレミアまあるのおろし展開の強化、イベント商戦での販売強化に取り組みました。また、平成25年7月に東京・表参道に立ち上げましたアントルメグラッセ専門店GLACIELは、認知度の向上に向け通販、催事など販売チャンネルの拡大に努めました。

《ケイシイシイ》②

寿スピリッツ《ケイシイシイ》②

その結果、売上高は前期比0.8パーセント増の83億3100万円。営業利益は前期比11.3パーセント減の9億5700万円となりました。

《寿製菓》①

寿スピリッツ《寿製菓》①

寿製菓は、グループ会社及び代理店との連携強化によりラングドシャ、フィナンシェなどの新商品開発の推進、新規取引先の開拓などに注力した一方、出雲大社の遷宮効果の反動減により、お菓子の寿城をはじめとする山陰地区が前期に比べ大幅に落ち込みました。

《寿製菓》②

寿スピリッツ《寿製菓》②

その結果、売上高は前期比5.0パーセント減の74億8200万円。営業利益は30.7パーセント減の5億3500万円となりました。

《販売子会社》①

寿スピリッツ《販売子会社》①

販売子会社は、関西地区では九条ねぎ京えびせんべい処及び神戸三宮フレンチトーストラングドシャなどの新商品の拡販、催事展開などにより概ね堅調に推移しました。一方、東海地区は、伊勢神宮の遷宮効果の反動減で苦戦いたしました。

《販売子会社》②

寿スピリッツ《販売子会社》②

その結果、売上高は前期比4.0パーセント減の44億3400万円。営業利益は19.9パーセント減の2億2500万円となりました。

セグメント別の業績(対前期)

寿スピリッツセグメント別の業績(対前期)

その他では、九十九島グループが増収減益、但馬寿が減収減益、シュクレイが増収増益となりました。セグメントのその他は、健康食品事業の見直しなどにより売上高は前期に対し1億7200万円の減収になった一方、収益面は改善され損失額は1億7600万円縮小いたしました。

売上高(販売チャンネル別)

寿スピリッツ売上高(販売チャンネル別)

次に、販売チャンネル別の売上高についてご説明させていただきます。
通信販売は、ルタオ通販が通常4月から5月に行う春キャンペーンを前期は、消費税増税前の2月から3月に前倒しで実施したことによる反動減などにより、前期比14.1パーセント減の24億3000万円となり、卸売りは、遷宮効果の反動減などにより1.4パーセント減の107億2500万円。その他は、健康食品事業の見直しにより、87.1パーセント減の2500万円と共に減収となりました。一方、店舗販売は首都圏での販売強化などにより、8.2パーセント増の97億8600万円と伸長いたしました。

販売管理費・営業利益

寿スピリッツ販売管理費・営業利益

次に、販売費及び一般管理費についてご説明させていただきます。
販売費及び一般管理費は、主に販売力の強化に向けた人員の増加、給与水準の引上げなどにより人件費が2億7100万円増加した結果、前期に対し2億8400万円の増加の101億8100万円となり、売上比率は1.2ポイント増加の44.3パーセントとなりました。

貸借対照表

寿スピリッツ貸借対照表

次に、貸借対照表についてご説明させていただきます。
資産合計は、前期に比べ1億3700万円増加の146億9500万円となり、負債合計は借入金の減少などにより、前期に比べ7億9300万円減少の57億1600万円となりました。その結果、純資産額は前期に比べ9億3000万円増加の89億7900万円となり、自己資本比率は前期に比べ5.8ポイント増加の61.1パーセントとなりました。設備投資額は、製造設備の更新、導入などにより5億9900万円となり、減価償却費実施額は6億3700万円となりました。

キャッシュ・フロー計算書

寿スピリッツキャッシュ・フロー計算書

次に、キャッシュフローの状況に関して説明させていただきます。
営業活動によるキャッシュフローから投資活動によるキャッシュフローを差し引いたフリーキャッシュフローは、プラスの10億6200万円となり借入金の返済と配当金支払いなど財務活動で使用した結果、期末のキャッシュ残高は、前期に対し6500万円増加の25億5500万円となりました。また、有利子負債から現預金を除いたネット有利子負債は、マイナスの7億3000万円となりました。

ワールサプライジングリゾート宣言

寿スピリッツワールサプライジングリゾート宣言

次に、今後の経営方針についてご説明させていただきます。
今後の経済環境は、インバウンド消費の増加の勢いは依然として力強く、また企業収益の改善などにより景気の緩やかな回復が期待されます。一方で、消費全般は物価上昇などにより節約志向が継続されるものと予想され、先行きは不透明な状況で推移するものと見込まれます。このような状況の元、
当社グループは、WSR・ワールドサプライジングリゾート宣言を経営スローガンとして掲げ、

今後の経営方針

寿スピリッツ今後の経営方針

マーケット特性にマッチしたプレミアムスイーツの提供、売り場、接客サービスの向上、イベント、キャンペーン展開を推進し「世界へ」「ありえないほどの驚きの」「超感動を提供する」ことにより、さらなるブランド価値の増大を目指してまいります。

当面の重点施策①インバウンド対策の強化

寿スピリッツ当面の重点施策①インバウンド対策の強化

次に、当面の重点施策についてご説明させていただきます。
今後の成長機会が見込まれるインバウンド需要に向けました対策につきましては、成田、羽田、千歳、関西空港など国内主要国際空港における免税売店での販売強化、直営店舗での免税対応、外国語接客、表示対応の充実などに取り組んでまいります。

当面の重点施策②海外展開

寿スピリッツ当面の重点施策②海外展開

海外展開につきましては、ケイシイシイの100パーセント出資で設立しました台湾子会社は、本年4月に台北市に2店目となる店舗をオープンさせました。また同月、韓国ソウルにおいて現地のパートナー企業とルタオブランドのライセンス契約を結び、初出店する新たな事業モデルがスタートいたしました。さらに、寿製菓では、中東・ドバイ向けのOEM製造に着手いたしました。今後におきましても東南アジアを中心に検討を進め、海外における事業モデルの構築に取り組んでまいります。

当面の重点施策③首都圏首都圏でのWSR化展開の推進

寿スピリッツ当面の重点施策③首都圏首都圏でのWSR化展開の推進

国内では、引き続き国内最大の消費マーケットであります首都圏エリアの展開に注力し、多ブランド展開のシュクレイ、共に3年目にはいる新ブランドのGLACIEL及びIVORISH、グループ各社の店ブランドによる催事出店により、WSR化展開を推進してまいります。

当面の重点施策④プレミアム・スイーツの創出と育成

寿スピリッツ当面の重点施策④プレミアム・スイーツの創出と育成

商品面におきましては、プレミアム・スイーツの創出と育成に注力し、地域・チャンネル特性にマッチした新商品開発の推進、主力商品のリニューアルによるバージョンアップに取り組んでまいります。なお、生産面におきましては食品の安心安全の核を最優先に、品質の一層の向上に対処してまいります。

2016年3月期 通期業績予想(前年対比)

寿スピリッツ2016年3月期 通期業績予想(前年対比)

2016年3月期の通期業績予想は遷宮効果の反動減及び消費増税の影響も一巡し、インバウンド対策の強化、首都圏でのブランド展開など重点施策の遂行により、売上高は前期比3.2パーセント増の237億円、経常利益は3.9パーセント増の21億5000万円、純利益は6.5パーセント増の13億9000万円の増収増益を見込んでおります。

経営理念について

寿スピリッツ経営理念について

当社グループは、喜びを創り喜びを提供するという経営理念の実現と、企業価値の増大を通じて株主の皆様ならびに関係各員のご期待にお答えしていくとともに、社会に貢献できる企業集団を目指し鋭意邁進してまいる所存であります。株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。なお、当社単独の計算書類につきましては、お手元の招集ご通知29ページより37ページに記載の通りであります。
以上を持ちまして第63期事業報告、連結計算書類及び計算書類につきまして内容のご報告を終わらせていただきます。

寿スピリッツ株式会社のIRはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=0e0OGZysa9Q

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