【シリコンスタジオ株式会社】2015年11月期 決算説明会

              
【シリコンスタジオ株式会社】2015年11月期-決算説明会                              

Silicon Studio:株式会社の寺田と申します。 本日はお忙しい中をお集い頂きまして有難うございます。 
では早速ですが2015年11月期の決算説明会を開催させていただきます。
本日の流れですが、まず業績の動向、結果をご報告させて頂き今後の取り込み、そしてわれわれが考えております成長戦略という流れにさせていただいております。

業績動向

シリコンスタジオ業績動向

まず早速ですが、2015年11月期の結果のご報告と、今期2016年11月期の業績予想となります。

連結経営成績

シリコンスタジオ連結経営成績

まず最初にですね、2015年11月期結果は御覧頂いている資料の通りとなりました。売り上げ高としては82億3100万円という事で、僅かではありますが増収を達成することが出来ております。残念ながら営業利益のほうがですね、当初計画から大きく下回ってしまいまして、これは様々な要因があるんですが、こちらに関しましては非常に申し訳なく思っております。細かな分析につきましては後半のページでご説明させていただきますので、こちらに関しては数字を御覧いただければと思います。この中でもわれわれが問題視しているのは、営業利益率が非常に下がってしまったというところでしてこちらに関しましては早期に改善できるような取り組みというのを計画の中に盛り込んで今後の活動とさせていただいているとそういった形になります。

四半期業績推移

シリコンスタジオ四半期業績推移

こちらはですね、四半期に分解した業績の推移となっております。累積です。我々の今期の一番の問題は 
第1四半期が終わった後のコンテンツの失敗によりましてその後の経過がかなり狂ってしまったというのがございます。又開発案件等の失注であるとか瑕疵対応そういったものが諸々、前半に重なりまして第2四半期で大きく下振れしてしまったというのが今回の結果の一つの大きな原因となっております。
その後これらの問題に真摯に向き合いまして、改善できるように様々な施策、努力を行ってまいりました。その結果第3四半期、第4四半期に向かって、徐々に改善傾向にあるというふうに考えております。この流れを今後も続けていけるように今、現在、活動をしております。

セグメント別売上高・利益

シリコンスタジオセグメント別売上高・利益

セグメントの利益予報、こちらを御覧いただければと思います。我々のビジネスは大きく三つのセグメントに分かれておりまして、こちらにあげております開発推進支援、コンテンツ事業、人材事業の三つとなっております。割合として大きいのは開発推進支援というものと、とコンテンツ事業の二つになります。これらの結果を見ますと開発推進支援に関しましては、残念ながら売り上げ高、利益共に前年度をすこし下回るような形となってます。原因につきましては、次のページにてご説明いたします。
 コンテンツに関しましては先ほど言いました、前半の方で台頭の見込みが外れまして、少し失敗をしてしまったんですが、その分を盛り返すことによって何とか増収は達成することが出来ております。利益に関しては若干下回っているんですが、こちらに関しても少し後半の方で説明させていただきます。人材事業に関しましては特に問題なく順調に成長しておりまして、売り上げ高、利益共に伸張しているといった形になります。

開発推進・支援事業

シリコンスタジオ開発推進・支援事業             

続きまして、個別のセグメントそれぞれについて申し上げます。まず開発推進支援事業ですね、こちらは弊社が設立当初から行っております基幹事業となっております。こちらに関しましては前年対比で売り上げが5パーセントほど減ってしまっております。こちらの原因ですが、いくつか御座いまして一つは昨年の年末当初から計画をしておりました比較的大型の受注、開発案件を失注してしまったというのが一つ、もう一つは、この中でソリューションとミドルウェア、開発案件と三つに分かれているのですが、ソリューションの分野に置いて瑕疵を出してしまいまして、ソフトウェアの不具合によって若干お客さんのほうにご迷惑をかけてしまったということで、その対応により開発コストが増大したことによって少し減益となっております。それ以外の分野に置いて特に大きな問題があるわけではないんですが、こちらに関しては一時的なへこみというふうに我々は捉えておりまして、この事業に関しましては引き続き伸ばしていけるのではないかというふうに考えております。その中でちょっとコメントにはあるんですが、お客さんのほうの都合によっていくつか遅れているようなものであるとか、後は導入してミドルウェアの開発期間が段々と延びているというような傾向は見えてきております。ミドルウェアの導入したタイトルの開発期間が延びること自体は我々にとっては売り上げも伸びるという事で必ずしもマイナスではないんですが、全体的に開発が大型化しているというような傾向が出ております。今回は開発推進支援事業の中の、更に分解した内訳を出さしていただいております。売り上げの比率としては開発案件と、ミドルウェア、ソリューションそれぞれがこのような比率になっております。                                            

コンテンツ事業

シリコンスタジオコンテンツ事業

続きましてセグメントの事業ですね。こちらに関しましては、先ほどから申し上げている通り2月に出しましたコンテンツの売り上げが振るわなかったといったことが大きな原因として反映されております。一方でその他のタイトル、既存のタイトルであるとかその後に出したタイトルに関しましては、様々な施策をすることによって何とか盛り返すことができて売り上げに関しては伸張することが出来ました。一方利益が少し下がっている点なんですが、我々主にブラウザでゲーム事業を自社タイトルで出し始めたんですが、そちらからネイティブへの移行を昨年行ってまいりました。移行に関しましてはほぼ成功したという風に思っております。売り上げの比率として、もうブラウザはほとんど残っていないような状況になってきております。その中ネイティブの所謂直置きと言われている、アップルデイズとかグーグルのストアに置くものに関しましては広告宣伝を全て自社で行う必要が御座いますので、そういった意味での広告宣伝費がかなり大きくなってきているというのが今回の営業利益を押し下げる要因の一つとなっております。その中の既存のタイトルに関しましては様々な回収を行うことによって長い年月売り上げを維持することが出来ておりまして、特に「刻のイシュタリア」という一昨年リリースしたタイトルに関しましては様々な施策によってリリース当初より売り上げが伸びているといったような状況になっております。               
もう一つ右の方に上げさせていただいてますパーセンテージなんですがこちらは我々のコンテンツの地域別の売り上げの比率となってます。国内と海外もともと50パーセント程度の比率ではあったんですが、それは今年度2015年度も維持されておりまして大体50パーセント位、海外が48パーセント国内が52パーセントとなっております。こちらの海外というのは主にアメリカ市場が我々の売り上げの主力となっております。

人材事業

シリコンスタジオ人材事業
                      
続きまして人材事業ですね。こちらに関しましては、大きな問題も無く順調に伸びているといった状況になっております。こちらも今まで出してなかったんですが、派遣と人材紹介ですね。こちらの売り上げの比率を出しております。これは売り上げの比率でして、利益の比率でいうと、人材の紹介の方が少し高くて3割位が紹介の貢献となっております。こちらに関しましては今年度2016年度というのも引き続き増収、増益を達成できる見込みとなっております。一昨年末2014年の11月期の月間の派遣人数というのが、大体130人程度で推移していたんですが2015年の11月期、1年後ですね、大体月間で170名ぐらいまで伸びてきておりますので順調にこちらに関してはに推移しているという風に考えております。              

連結通期業績 営業利益増減要因

シリコンスタジオ連結通期業績 営業利益増減要因

これら各事業の稼ぐ力に関しましてはご説明させていただいた通りなんですが、それ以外の要因といたしまして販管費の増加といったものも御座います。こちらにあげておりますのは前期の実績と売上総利益の悪化による減少、これは様々な瑕疵であるとかそういったものによって悪化したものですね。それと販管費の上昇という風に分解させていただいたのがこちらの結果になってます。それによって当期の実績が2億6600万円という形になってます。

主要販売費及び一般管理費

シリコンスタジオ主要販売費及び一般管理費

こちらの販管費の増加なんですが、どういった内訳になっているのかが次のページにあげさせていただいております。まず人件費の増加というのは上場に伴いまして、様々な体制を整えるという意味で若干増えております。その他大きいものとしましては、やはり広告宣伝費こちらの追加タイトルの宣伝の為に自社で行うというといったものが、一昨年から比べるとかなり増えているという形です。もう一つは研究開発費ですね。こちらは純粋に将来の稼ぐ製品を作るための研究、こちらに少し投資をしているというのが現状となっております。これらの結果大きく販管費が増えてしまっているんですが、当初計画はこれらをカバーして前年期より伸びていくという計画をしていたんですが、様々な理由によりまして、残念ながら先ほど御覧頂いた利益の結果となっております。こちらで申し上げたいのは決して稼ぐ力がなんらか構造的な問題があってこの様な形になった訳ではなく、投資とリターンのそちらのバランスが一寸崩れてしまったというのが現在の状況となっております。                               

連結財務状況

シリコンスタジオ連結財務状況

続きまして連結財務状況ですね。こちらに関しましては上場しておりますので、様々な意味で改善をされているという形になります。期中で一部銀行の借り入れ等を返しておりますので、融資負債に関しましてはかなり減っているという形になっております。                           

連結キャッシュ・フロー計算書

シリコンスタジオ連結キャッシュ・フロー計算書

キャッシュフローに関しましても上場に伴いまして財務キャッシュフローは改善されていますので、全体としては改善されているという形になります。

連結業績予想

                           
シリコンスタジオ連結業績予想
                                               
続きましてこちらが2016年度11月期の連結の業績予想となっております。売り上げ高に関しましては順調に伸ばしていこうという形で計画をしています。一方で営業利益に関しましてはかなり控えめに出さしていただいております。様々な改善で冒頭の方で御覧頂いたように四半期ベースは、かなり改善してきております。一方で昨年の出だしの時に少し様々なところでコスト等の見積もりが甘かったという事もありましたので、今期に関しましてはかなり厳しく見ております。そんな中でももちろん前年は必ず上回るような形での計画というのは立てておりますが、この中にはかなりの部分リスクを見込んだ形になっているという風に御覧いただければと思います。こちらの計画をたてるに当たって、この後のスライドでいくつかご説明いたしますが、今期新しく伸ばす要因となるものを、あげさせて頂いております。それらにリスクを掛け合わせたものがこちらの結果となっております。

開発推進・支援事業の状況と課題・施策1

シリコンスタジオ開発推進・支援事業の状況と課題・施策

今期の計画のための取り組みになります。                             
まず開発推進支援事業です。こちらは大きくこの中も三つに分かれておりまして、ミドルウェアの事業、そしてソリューションの事業、開発案件の事業となっております。この中でも我々が力を入れているのはミドルウェアの事業になります。これは売り上げの比率としてはそれほど大きくはないんですが、利益率が非常にいいという事でこちらを伸ばしていこうという風に考えております。こちら非常に重点的にやるという事で次のスライドで、重要なポイント三つをまとめさせて頂いているので、こちらの関しては次のスライドで説明させていただければと思います。二つ目のソリューションサービスという事業なんですがこちらは主にサーバー側の開発ですとか運営といったものになります。現在のゲーム開発においてサーバーというものは非常に重要でして、必ず何らかの仕組みがサーバー側で動いているというような状況になります。それらの開発と運営を行っております。こちらに関しましては昨年度瑕疵を出してしまったというところで、開発体制を非常に見直しておりまして、出来るだけ事故の起きないような体制作りというのをしております。そんな中でも非常に大型の案件の運営というのを任せていただいておりますので、そちらに関しましては引き続き継続的に安定運営できるようにやって行きたいというふうに考えております。サーバーをどこに置いてあるかというところなんですが、実は我々のほうでデータセンターを持って運営をしております。そちらのクラウドへの移行というのも徐々に進めていこうというふうに考えております。後はこのビジネスの中にはサーバー自体の費用とというのとサーバー運営するという人が関わる部分の二つの事業がありまして、利益を構成しているんですが、その中のサーバーの部分に関しましては、実質的にはほぼコストですので、これはできるだけコストを抑えられるような形というのを検討して、様々な施策をうっております。その最適化によって原価を抑えて利益率を高めるという努力を日々行っております。三つ目の開発案件ですが、我々は例えばスクウェア・エニックス様のブレイブリーデフォルトという百万本以上売れるようなソフトの開発で、業界の中では知られているんですが、非常に技術力が高いという事は、業界の中では知れ渡っております。そういった強みを生かしまして、企業価値を高めるような優良なゲームタイトルというのを開発に関しては受注していきたいというふうに考えております。
 その他開発案件についてゲームだけのイメージされる可能性もあると思うんですが、それ以外にもソフトウェアの研究開発の分野で様々な企業の基礎研究の部分を手伝っていると、そういったことも行っております。そういった研究に関しましては、ある意味我々にしかできないような分野というのがたくさん御座いまして、そういった開発案件というものも受注が来ていると、そういったものもどんどん伸ばしていきたいというふうに考えております。

開発推進・支援事業の状況と課題・施策2

シリコンスタジオ開発推進・支援事業の状況と課題・施策
                                                 
先ほど一寸後回しさせていただきました、ミドルウェアの事業です。こちらに関しては三つ重要な点としてあげさせていただいております。一つはですね海外事業室というのを設置しまして、海外でのミドルウェアの販売をどんどん延ばしていこうというふうに考えております。こちらに関しましては実際いくつかプレスリリースを出させていただいておりますが、海外のゲーム会社からの引き合いというのが増えておりまして、それをしっかりと取っていきたいというふうに考えております。又ですね海外で採用いただいたミドルウェアに関しましては、継続的に次の案件で次のタイトルで使っていただくというリピート率が100パーセントとなっていまして、一度使っていただくとほぼそのまま継続的なお客様になっていただけるという率が高いですから、ここはしっかりと取って行きたいという風に考えております。
二つ目は「Mizuchi」という製品についてなんですが、「Mizuchi」はもちろんゲームでも使っていただけるんですが、様々な映像を発表しましたところゲーム以外の分野からの引き合いが非常に増えております。特に製造業であるとか建築そういったような分野からの問い合わせが増えております。「Mizuchi」を発表して以降のミドルウェアの問い合わせというのが全体的にも増えてきております。やはり技術力の高さを認めていただいて、それによってSilicon Studioという会社に興味を持っていただいているというケースが増えております。こちらで絵が載っておりますのは車業界のものなんですが、こういったゲームじゃないアプリケーションというものにもどんどんと採用を進めて行きたいというふうに考えております。三つ目は「Xenko」というものです。これは名前を今まで出していないんですが、実は今までの発表でおきましてパラドックスという製品名で出しておりました、スマートフォン向けのミドルウェアとなっております。こちらに関して名前の検討をしておりましたところ「Xenko」という名前に正式版ではしようという事で、昨年名前を「Xenko」と変えております。こちら開発を二年ほど進めてまいりまして、今年の2016年の6月に正式リリースをしてまいりたいと思います。位置づけとしましてはスマートフォンゲームというのはもちろん対応するんですが、全体的に次の世代を担う新しい製品という事で位置づけをしております。こういったものを今年は重点的に進めてまいりたいと思います。

我々の事業を、一寸イメージがしづらい所もあるかと思うので一寸映像を用意させていただきました。一寸専門的なところもあるんですが、普段こういった映像を御覧になるケースも少ないかと思うのでこちら、用意させていただきました。一寸電気を消していただいてもいいですか。これは全てPlayStation4であるとかそういったゲーム機でリアルタイムでインタラクティブに動かせるような映像になっています。我々の技術の特徴と言いうのは非常に現実に近いと言いますか、現実世界を再現するようなものというのを開発者の方が作れるような形になっています。実際はこういったアプリケーションの中で作っていくんですが、なかなかこういったもの見るケースも無いので今回用意させていただきました。 金属の表現であるとか、こういったものですね。これは難しく見えるんですが、我々のツールを使うと非常に簡単にこういったものが作れてしまいます。実写かどうか分からないぐらいの映像表現が可能です。これは一寸専門的なんですが、周りの光の環境が変わっても正しく影響は受けられますよというものになります。従来はこういったもの全部デザイナーがやっていたんですが、それを全部コンピュータ側の計算で行うというのが特徴になってます。様々な光の加減等の調整であるとか、そういったものが自由に出来るものになってます。あと実際デザイナーの方がこんな風にして作ってるというのがありますね。水垢の汚れみたいのを出したりとか、あとは近づいても全く粗が見えないといいますか、こういった技術に関しては世界でもトップレベルだというふうに自負しております。 これはカメラのレンズのシミュレーションですね。 光が漏れてくる感じを表現してあるんですが、後はカメラのレンズエフェクトみたいなものですね。あとはこれは様々な素材、ちょっと水にぬれた床であるとか岩であるとか、こういったものが自在に表現できますという製品になっております。こういった高い表現を出来るソフトウェアを我々は持っておりまして、これを様々な分野に応用して頂こうというふうに考えております。実際今まで様々な映像を作られてきた方々に見ていただいても非常に評価は高いものを頂いているという状況です。これに今年度はさらに、人間の表現、特殊なんですけど、人肌の表現て実は一番難しくて、ここの分野というのはなかなか研究が活発に行われている分野なんですが、そこに関しても新しい発表が出来るというふうに考えております。それによって映画の分野であるとか映像の分野、そういったところにも活用が広がっていくんではないかというふうに考えています。これが主に開発推進支援事業の今期での取り組みになっています。                           

コンテンツ事業の状況と課題

シリコンスタジオコンテンツ事業の状況と課題

続きましてコンテンツ事業になります。こちらは純粋にゲームを作って出していくという事なんですが、2015年度の様々な反省を踏まえまして、収益はしっかり確保していくゲーム事業というふうに位置づけております。こちらに関しては主に二つです、収益の改善ですね。これは純粋に収益改善に関してはプロモーション等と組み合わせてしっかりと収益を上げられるような体制を作っていきましょうというのと、広告費がやはりかかってきますので広告費の最適化というものを意識しながらやっていきますというところです。もう一つは二つ目の収益の安定化なんですが、今までは全て自社IPしかも内性のものだけをつくってまいりました。そこに関しては今後の開発の大型化も考えまして、著名なIPを持っている他社との協業というのも視野に入れて今期に関しては活動してまいります。我々が出していくゲームの中に幾つかそういったIPが入ってくるというようなイメージを持っていただければと思います。後今期のゲームのリリーススケジュールなんですが、我々が得意としているロールプレイングゲームというのを軸に、しっかりとファンをつくっていくという丁寧なゲーム作りを目指しておりまして、今期に関しましては後半の方にゲームが出てくるというスケジュールになっております。
ですので新しいゲームが今期の前半から収益に貢献できないというのが、今期の計画の3億円という利益のひとつの要因となっております。人材事業に関しましては、スライドも用意したいんですがこちらに関しては全く心配が無いという風に考えておりまして、規模は大きくは無いんですが順調に伸びていくだろうというふうに計画をしております。

成長戦略

シリコンスタジオ成長戦略

続きまして成長戦略になります。

業界の動向

シリコンスタジオ業界の動向

その中でまず業界の動向ですね。特に我々が大きく関わっています、ゲーム業界の動向です。こちらはファミ通のゲーム白書から持ってきたものなんですが、一寸データとしては古いんですが2014年度のゲームコンテンツの世界の市場規模となっております。全体としては6兆7000億程なんですが、更に前の年からの変化を矢印であげさせていただいています。これを見ますと米国、欧州、アジアによって特徴が少し出ているのが分かるかと思います。全体的にはモバイルが伸びているということは変わりが無いんですが、その中でも顕著なのはアジアに置けるモバイルの伸びですね。これは日本、韓国は当然なんですが中国でも非常に早い勢いでモバイルが伸びております。今までアジアの市場特に中国、台湾というのは韓国もそうですが、PCゲームが非常に盛んだったんですがそれがモバイルの方にかなりの勢いでシフトしてきているというのが見て取れます。アメリカにおきましてはモバイルも伸びてはいるんですが、一方で家庭用ゲーム機がすごい勢いで落ちているかというと、意外とそうでもなくて家庭用ゲームのダウンロードに関しては伸びているという形になります。 欧州に関しましては安定しているというと変なのですが、大きな伸びも無いんですが、若干家庭用ゲーム機が下がっているというような状況になっています。こういったようにそれぞれ地域によって特徴が出ておりますので、それぞれの地域でしっかり売り上げを作れるような製品というのを出していこうと思っております。先ほど言い忘れてしまったのですが「Xenko」という製品に関しましては、国内ではなくて海外先行を狙って出してまいります。マニュアル等も全て英語でスタートしておりまして、海外市場をしっかりと取っていくと言ったような戦略製品となっております。

成長機会

シリコンスタジオ成長機会

続きまして成長の機会としてどういったところを見ているかなんですが。まず市場の拡大余地としましては スマートフォンのゲームというのが伸びているというふうに先ほど申し上げましたが、その中でも3D、三次元の表現を使ったゲームというのが非常に増えてきております。こちらに関してはヒット作も世界中でたくさん出てきておりますので、世の中の開発者の思考として3Dゲームをもっと作っていこうという流れは、どんどんと活発になってくるというふうに考えております。 そういったところへ我々が先ほどの「Xenko」という製品であるとか、その他のミドルウェア製品全般が非常に役に立ってくるのではないかとそういうふうに考えております。 スマートフォンのゲーム自体が家庭用ゲームと同じように非常にリッチに、開発費もたくさんかけて、内容も濃くなっているとそういったような流れがあるんですが、それ自体はミドルウェアを販売する我々にとっては非常に追い風になっているというふうに考えています。
 現在までの我々の売り上げの比率としては、家庭用ゲームというのは非常に大きい比率を占めております。
そんな中家庭用ゲーム機は下がってる、下がってるというふうに世の中では言われているんですが。 実際はですね、PS4に関しましては家庭用ゲームとしては、過去最高の売れ行きのペースを保っているという流れは出ております。 そういったところに関して我々の製品の引き合いというのも増えているというのが現状となっています。 あと今年から来年にかけましてはPlayStationVRのヘッドセットであるとか、あとNintendoもNXといった新しいハードウェアを発表していますので、そういったハードウェアが出てくることによる市場の盛り上がりというのも一部期待はしております。 こういったところへの開発というのは、当然我々にとっても様々な面で引き合いが増えているという状況になっております。
二つ目の技術的優位性なんですが、こちらは先ほど一寸映像も御覧頂きましたが、我々自身は非常に技術力が高いというふうに自負しております。それを動かす環境であるPS4であるとか、そういった新しいゲーム機に関しては、今この世代になって、ようやく我々の持っている様々な技術というのが生かせる土壌が整ってきているというふうに思っています。 実際非常にハイエンドなゲームを作っている、ハイエンドというのは、最先端のゲームを作っている会社からの、お声がけが増えてきているというふうに感じておりまして、それに関しては非常にいい流れというふうに捕らえております。 あと技術的な優位性としましてはエンターテイメント以外の分野における、コンピューターグラフィックスの活用というのが一時期一寸低迷していたんですが、最近又少し活発に動きが出て来ておりまして、そこにちょうど我々の持っている新しい技術というのがはまるんではないかというふうに考えております。   
3番目の多様な収益基盤なんですが、我々のビジネスというのはBtoB,BtoCあと国内と海外様々なところでかなり分かれてあげるになっております。また技術の内容に関しましてもミドルウェアの販売であるとか、開発ネットワークの運用そういった、多岐に渡っておりますので、全体がなんらかの要因によって大きく影響を受けることは無い構造になっております。特に最近またゲームの方で、少し規制があるんじゃないかというような流れがあるんですが、我々のゲームの売り上げの構成比率が国内と海外で分かれておりますので、そういう意味で国内で大きな規制が入ったときに、直ぐに全体が方分力のような影響を受けるかというとそういう事はないというふうに考えております。

成長戦略

シリコンスタジオ成長戦略

あとこういった図を何度か説明会で出させておりましてその中で何処に今期使われていくかといったところに、色をつけさせていただきました。 主に顧客数を増やす方向の成長戦略、それとあと戦略的な製品である「Mizuchi」をどんどんと売っていこうというふうに考えております。こちらの顧客数を増やす方向なんですが、まず先ほどから申し上げている通り海外での展開を進めてまいります。 あとスマートフォン用のゲームのミドルウェアというのが今期リリースされます。 そしてエンタテイメント以外の市場というものを開拓していく。そういった三つのところを伸ばしていくことによって顧客数というものを増やしていこうというふうに考えております。「Mizuchi」という製品の販売ですね。こちらも順調に進んでおりまして、「Mizuchi」を採用したゲームのリリースというのも今年の3月には出てまいります。 そういったものもショーケースとしながら販売を進めていきたいというふうに考えております。

事業基盤の強化

シリコンスタジオ事業基盤の強化
                                                  
最後にですね事業基盤の強化に関して申し上げたいと思います。2015年度に関しましては非常に株主の皆さんに、迷惑をかけるような、残念ながら修正をせざるを得ない状況となってしまいましたので、そちらを見直しまして再度成長軌道に乗せるような基盤づくりというのを進めております。 こちらに書いてある通りなんですが社員の意識も上げてしっかりと収益を作っていって、利益率を改善していこうという流れを作っております。あとはガバナンス体制の構築。これは様々な意味で今まで、少し甘いところもあったというふうに自覚をして全体を強化するといった動きをしております。こういった動きを作り上げることによって、最終的には利益を上げて、株主の皆さんに還元できるような形に持っていきたいというふうに考えております。企業価値を上げて且つ皆さんにお返しをしたいというふうに考えております。
本日の説明としては以上となります。 ご静聴有難う御座いました。 

                 
シリコンスタジオ株式会社のIRはこちら
http://www.net-presentations.com/3907/20160126/flashplayer.html

                                 

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