【フリービット株式会社】2016年4月期第1四半期決算説明

【フリービット株式会社】2016年4月期第1四半期決算説明

フリービットの田中です。本日公表させていただきました、2016年4月期第1四半期決算の説明をさせていただきます。

2016年4月期-第1四半期-連結業績トピックス

フリービット2016年4月期-第1四半期-連結業績トピックス 

まず、2016年4月の第1クォーターの連結業績のトピックについて説明させていただきます。
このクォーターは、売上及び利益ともにほぼ計画通りに進捗しております。内容としては、モバイル事業とフルスピードグループのアドテクノロジー事業が非常に順調に推移していることによって、売上高については前年同期比ベースで121%の増加という形で、極めて進捗も高く進んでおります。後、ブロードバンド事業については、光コラボサービスの開始などで、新規のユーザーも一時期低迷していた時期がございましたけれども回復し、売上は前年同期比104%、利益も前第四四半期と同水準を確保するという形で、下支えとなっている事業についてもベースが確保できているというような状況になっています。それから、新事業であるトーンモバイル、こちらについては、先行コストが発生しており、持分法投資損失として1億円程度の自責が発生しております。

2016年4月期-第1四半期連結業績

フリービット2016年4月期-第1四半期連結業績

詳しい数字については、こちらのスライドの通りでございますが、売上高は繰り返しになりますけれども21%前年同期比ベースで増加、営業利益については8.9%の増加ということで、非常に順調に推移しております。経常利益以降は、前年同期比と比べますとマイナスになっております。経常利益の理由については、先程申し上げましたトーンモバイルの投資損失が約1億円発生したことによって前年同期比ベースで19.4%の減。当期利益については、昨年度の繰延税金資産の計上が3億5000万と大きかったことから、比較を致しますと、76.5%という結果になっております。ただし、こちらは通期の当期純利益の計画が2億円と設定しておりますので、それに対しての進捗は50%以上ということで冬季の我々の計画に対する乖離は発生していないといった状況になっております。

前期比差異分析-売上高

フリービット前期比差異分析-売上高
 
売上の変化が大分前年同期比ベースで大きかった訳ですけれども、内容としては表の通りモバイル事業の増加が約4億5000万、広告事業、アドテク事業のところで6億9000万の増加、後ブロードバンド関連事業でギアプライズのインターネットマンションのサービスが1億8200万増加したことが、主な要因となりまして非常に売上は大きく伸長したというような結果になっております。

売上内訳(セグメント)

フリービット売上内訳(セグメント)

売上の内訳のセグメントで見ましても、ブロードバンドの方は安定して推移しているというところに加えて、アドテクの方がかなり上積みをしているということと、モバイルの方も全体で64億になっておりますけれども、牽引している要因になっているといった結果です。

収益構造推移

フリービット収益構造推移

収益構造のところも、この四半期で前年同期と比べてみますと、かなり売上の増加数が大きくなったことで、横軸で見ると非常に大きな進捗が見えるというグラフになっております。この内容については、先程申し上げた通りです。ただ、売上原価も同じように増加しております。こちらは要因がございまして、

ネットワーク関連費用推移

フリービットネットワーク関連費用推移

ネットワーク関連費用の推移の中でモバイルの売上原価が非常に大きくなってきている。これはモバイルネットワークのコスト構造として、ドコモさんに払うネットワークの原価のところがかなり売上に連動するというようなこともあって、費用が増えております。ただし、この中にある固定費となる設備の償却等は、段々規模が大きくなるにつれ、スケールメリットが発生しまして、原価率が右肩上がりというよりも段々寝てくるということを想定しておりますので、当面モバイル事業は売上の増加に伴って、このようなネット関連費用は伸びてはいきますが、少しずつその利益率は改善してくるであろうというように見ております。従来の固定網はネットワーク関連費用も売上の増加及び昨今のトラフィックの増加によって伸びてきてはおりますけれども、売上高の増加があるので何とか吸収できているというような状況でございます。

販売管理費推移

フリービット販売管理費推移
 
それからですね、販管費の推移でいうと、2年前に比べますと段々全体の総額は小さくなってきているというような状況になります。これは、何を意味しているかといいますと、売上は21%以上伸長しているにもかかわらず、販管費についてはむしろ減少しているということで、傾向率の方は大分上がってきているような形です。今後も当面、営業費用、営業人員の強化などで人件費の増加は多少見込まれますが、構造的には販管費はあまり伸びずに売上高が伸びていく、結果として営業利益が増える傾向に、今後の事業構造としてはなっていくのではないかと言う形で予想しております。

前年同期比差異分析-営業利益

フリービット前年同期比差異分析-営業利益

続いて、前年同期比ベースの営業利益の差異について説明させていただきます。全体としては約8%の増加という形で、売上高の21%の増加に比べますと伸び率としては小さく留まっておりますけれども、構造としてはこれから営業利益が伸びていくということは先程お伝えした通りです。今回については、モバイル事業の売上が非常に大きく伸びたことが、営業利益にまだ反映されていないというようなことが大きな要因となって、前年同期比ベースで8%の伸びに留まっているというところでございます。フルスピードグループとギガプライズのマンションインターネットについては、グラフの通り前年同期比ベースで非常に伸長しておりますので、約8%の伸びのところに貢献しているというような結果でございます。

営業利益推移

フリービット営業利益推移

営業利益は推移で見ますと、2年前から段々伸びてきております。今後も売上の増加に伴いまして、営業利益も伸びていくと、将来原価率がどんどん下がっていったスケールメリットが効いた段階で、営業利益の伸び率もどこかのタイミングでもう少し伸びるのではないかというようなことで想定をしております。

2016年4月期 グループ基本方針

フリービット2016年4月期 グループ基本方針

このような状況の中、当期についてグループの基本方針ということで、決算の発表の段階で1回ご説明させていただきましたが、当期についてはモバイルとアドテクノロジー、そして生活というような領域へ注力してビジネスを拡大するという形で説明させていただきました。この内容について、第1クォーター、約3ヶ月経過してどのような変化があったかを申し上げますと、モバイルの方は元々SIM販売の数のシェアを伸ばそうというようなことをやっておりますが、非常に積極的に拡販する、事業者とのパートナーシップが今季追加されております。これから、自社のサービスがDTIのコンシューマ向けのサービスも開始を予定しておりますし、非常に昨今話題の訪日インバウンドのところでも、既にこのクォーターでかなり大きなシェアを伸ばしているという形になっております。アドテクノロジーについても、同じく訪日インバウンド市場に参入しておりまして、非常に大きなマーケットシェアを取れるのではないかというような立ち位置を築いております。その内容としては、フリービットのSIMサービスとの連携で共同のメディアを先週立ち上げまして、これからそれを展開することによって、非常に大きなビジネスになるのではないかという芽が出てきているという状況でございます。生活分野についても、CCCさんとの連携で新しい企画を準備するというようなことを取り組んでおりまして、今後当期の中で色々な形で皆さんに説明できる機会がありそうな状況になってきております。

前年同期比差異分析-経常利益

フリービット前年同期比差異分析-経常利益

経常利益の方は、持分法の投資損失ということで約1億円ありまして、こちらは最初に説明しましたモバイルの立ち上げのコストがかかっているというところでございます。

前年同期比差異分析 親会社株主に帰属する四半期純利益

フリービット前年同期比差異分析 親会社株主に帰属する四半期純利益

当期についてはご説明いたしました通り、昨年度はたまたま繰延税金資産の計上が大きくあったということで、非常に大きな数字で出ておりましたが、今季はそういった特別要因が無いことで、1億2000万円という結果になっておりますが、進捗については2億円に対して1億2700万円ということで、早いスピードで進捗していると風に考えていただければと思います。

連結業績サマリBS(資産の部)推移

フリービット連結業績サマリBS(資産の部)推移

それから、続いて連結のバランスシートということに行きますと、前年同期比から比べますとCCCさんとの業務資本提携がございましたので、純資産が非常に大きく増えて今現状100億円の純資産がございます。この結果、バランスシートの方は前年から比べますと大きく伸びて、このような結果のグラフになっております。

フリービットグループ新事業セグメント

フリービットフリービットグループ新事業セグメント

続きまして、セグメントごとの第1クォーターの説明を致します。
セグメントは、当期から一部くくり直して名称変更したものもございます。対応表がありますので、そちらをご覧いただきながら数字についてご確認いただければと思います。

ブロードバンド前年同期比

フリービットブロードバンド前年同期比

まず、ブロードバンド事業の方は、前年同期比ベースで約4.6%の売上の増加がございました。ただ、利益の方は24%減少を、前年同期比でいきますと減っております。ただ、当四半期と前四半期という観点でいきますと、

ブロードバンド売上高-営業利益の推移

フリービットブロードバンド売上高-営業利益の推移

利益の方は横ばいとなっております。これはどういうことかといいますと

ブロードバンド事業推移

フリービットブロードバンド事業推移

トラフィックの増加によって、原価が増えていたタイミングがあって、前年同期比ベースでは利益が減少しているのですけれども、そちらの取り組みも一服したことによって、今は利益が維持されていると。さらに売上の減少が止まって増加が始まっているという状況にございます。取り組みとしましては、個人向けのISPのDTIがドコモ光との提携であったり、DTI光というようなNTTさんの光コラボのサービスを開始したことでユーザー数が増加しているということでございます。ISP’sISPの事業についても、同じくNTTさんのコラボを使ったYourNet光というサービスを提供し始めまして、こちらも全国展開を始めているところでございます。

集合住宅向けISP導入実績

フリービット集合住宅向けISP導入実績

マンションインターネットについては、引き続き非常に順調な伸びを示しております。グラフでいきますと、14年3月期には6万1000顧客だったものが、現状は10万を突破しております。約1年で64%増加ということで、高い伸び率を示しているという局面に、この事業については推移しているというところでございます。

モバイル前年同期比

フリービットモバイル前年同期比

続いてモバイル事業、こちらについては売上高は87%の増加ということで、約1年で2倍近い数字となっております。利益も、当初立ち上げということで昨年度は1億4000万、事業損益がマイナスでしたけれども、当期については5100万ということで、大体3分の1近くに赤字幅の方が縮小してきております。このままの推移でいきますと、利益がどんどん改善していって、近いクォーターの中で損益トントン、その後利益を稼ぐということになってくるのではないかと想定しております。

モバイル売上高-営業利益推移

フリービットモバイル売上高-営業利益推移

クォーターごとの推移で見ますと、このようなグラフになっておりまして、立ち上げ当初かなり費用が先行しました。ただ、売上の増加に伴ってだいぶ落ち着いてきたということがご理解いただけると思います。それから売上高の中で、インバウンドSIMという訪日インバウンド向けのSIMサービスをこの半年間立ち上げてまいりまして、全体の中でも非常に大きなシェアを占めるようになってきております。当社のサービスの売上としては、卸しサービスで全体提供しているんですけれども、訪日SIMは比較的利益率が高いサービスとなっておりまして、全体への利益の貢献も大きくなっているというような状況にございます。ですので、引き続き訪日SIMについては、全体のマーケットも飛躍的に伸びておりますので、我々のサービスについてもそれに伴って大きく伸長させるということで進めております。

freebit-MVNO-Pack-帯域幅推移

フリービットfreebit-MVNO-Pack-帯域幅推移

全体のモバイル事業は、帯域幅ということについては、1年前から約6.3倍になっております。こちらは、ますます帯域が増えていくということが想定されておりますし、売上高もマーケット的に段々売上単価も下がっていきますので、売上と帯域幅の増加というのは必ずリンクしませんけれども、ドコモさんからの帯域の提供料金も毎年下がっていきますので、原価率自体は維持もしくは売上の拡大に伴って改善していくことが想定されますので、非常に成長率及び利益を稼げるというような事業では、今後に期待をしていきたいという風に捉えております。

モバイル事業進捗

フリービットモバイル事業進捗

モバイルの事業進捗ということで言うと、OEMで提供しておりますMVNOモバイルパックでは新しいサービスの提供を開始しておりますし、繰り返しになりますが訪日のSIM、特に中国向けの販売が非常に順調だということで、こちらを拡大していくというのが今後の方針でございます。

TVCM・ブックカバー広告

モバイルということでいきますと、当社の持分法会社のトーンモバイルの方も、非常に順調に事業を展開していっております。地域によってはテレビCMなんかもやっておりますしTSUTAYAさんと連携してTSUTAYAの書店で本を買った方に対しては、トーンの紹介が全員にされるというような取り組みも開始しております。

TONE全国展開

フリービットTONE全国展開

店舗の方は、現状16店舗ございます。この16店舗で実験フェーズをやっておりましたけれども、大体そこの実験をクリアして、これから全国1400店舗に出店していくというような次のフェーズに入ったというのが進捗でございます。

TONE事業進捗

フリービットTONE事業進捗

本日からは、1400店舗に広げていくという中の戦略で、フリービットで当時開発しましたSTANDという会員パッケージを、非常に機能的かつ低コストで出店できる仕組みをトーンブランドでも制作致しまして、こちらが本日から川崎で開かれているというような状況でございます。

アドテクノロジー前年同期比

フリービットアドテクノロジー前年同期比

続いて、アドテクノロジー事業こちらは、売上高が33.9%の増加ということで、前年同期比ベースで言うと非常に大きく伸びております。営業利益の方も56.2%ということで、売上利益ともに大きく伸びた結果になっております。

アドテクノロジー売上高-営業利益推移

フリービットアドテクノロジー売上高-営業利益推移

推移としましては、前四半期くらいから非常に売上高も伸びてきておりまして、1年前に比べますと20億から27億ということで、とても高い伸び率を示しているという結果になっております。

フルスピードグループ事業進捗

フリービットフルスピードグループ事業進捗

フルスピード連結のグラフで見ましても、見ての通り非常に右肩上がりで伸びてきているということで、今後にますます期待をしている事業となっております。

インバウンド市場に対する事業進捗

フリービットインバウンド市場に対する事業進捗

フルスピードの方も、インバウンドということでは早くから取り組んでおりまして、中国を中心に色々なサービスの展開をしております。

アドテクノロジー事業進捗

フリービットアドテクノロジー事業進捗

その中で、フリービットとフルスピードで共同で立ち上げましたオンラインメディアとフリーペーパーがございまして、フリーペーパーなども利用しつつ、WebサイトとSNSとアプリということを連携させた、今までにない新しい訪日メディアを立ち上げて進めております。おそらく競合他社に比べますと、総合的に非常に効果測定も上手くできたりなど、中国の訪日前の方にリーチする唯一の方法として広告効果も出てくるという風に思っておりますので、ここも非常に大きく期待したいところでございます。

クラウド前年同期比

フリービットクラウド前年同期比

続いてクラウド事業こちらは、今売上としては前年同期比ベースで5.5%の減ということで、若干停滞気味ではございますけれども、利益の方は前年から比べますと、約87%増ということで安定した運営を行っている中で利益の拡大ということに努めております。

クラウド事業進捗(VDC)

フリービットクラウド事業進捗(VDC)

それをやりながら、色々な新しいパートナーさんの開拓や、新しいサービスの開発をやっておりますので、引き続き利益の額をちゃんと増やしながら、安定した成長を遂げることを進めていきたいという風に捉えております。

2016年4月期-第1四半期セグメント別業績総括

フリービット2016年4月期-第1四半期セグメント別業績総括

総括いたしますと、ブロードバンド事業のところは売上の方は一旦下げ止まって、利益は前年同期比で見ると減少しておりますけれども、直近のところは横ばいとなっておりまして、このブロードバンドについても、これから伸び率は大きくないかもしれませんが、成長フェーズに戻るというようなことで進んでおります。モバイルの方は、急激に事業規模を拡大しております。利益の方も、全体ではまだ赤字ですが黒字化が視野に入ってきたという段階でございます。それからアドテクの方は、売上利益ともに大きく伸長しておりまして、引き続き期待できるという状況にあります。最後にクラウドの方は、売上はあまり伸びておりませんが、利益の絶対額の方はきちんと確保できるような形で事業が推移しているということでございます。

2016年4月期第1四半期-業績進捗

フリービット2016年4月期第1四半期-業績進捗

その結果、全体の当期の目標に対して、売上高が23.8%、営業利益が25%という進捗で、それ以降の利益についても高い進捗率で推移している状況になっております。

CCCグループとの連携

フリービットCCCグループとの連携

最後に、コーポレートトピックということで、いくつかご説明をさせていただきたいと思います。
まず、CCCグループさんとの提携ということでいきますと、こちらのスライドは以前説明させていただいた通り、MVNO事業において提携して、ネットワークとテクノロジー部分を独占的にフリービットから提供するという形でありましたけれども、

CCCグループとの連携強化

フリービットCCCグループとの連携強化

本日公表させていただきましたが、さらなる連携を強化して、MVNO事業以外のところで、新たな取り組みをスタートするということを開始しております。大きく分野で分けますと、ビッグデータの解析と次世代マーケティングのアドテクの部分の新しい取り組み、それから戦略的システム・インテグレーションという形で、TSUTAYAグループさんの色々なシステムがありますけれども、我々のテクノロジーインフラを活用していただいて、両者メリットのあるビジネスを作ろうというようなことをやっております。後は生活分野でも、今回は具体的なところに触れておりませんけれども、水面下で新しいビジネスを作ろうということで準備を進めているところでございます。で、こちらを当社とCCCさんの合弁会社であるTONEの中に新しい部門を作って開始をしているところでございます。

自己株式の取得

フリービット自己株式の取得

最後に、自己株式の取得ということも、本日公表させていただいております。こちらはいわゆる自己株の取得ですけれども、上限の株式数が35万株となっております。これは発行割合全体に対して、1.5%の割合となっております。取得の総額は3億円で、取得期間は9月14日から12月31日までですので、年内一杯でこの3億円について全額取得しようということで予定をしております。ただし、株価の状況によって取得株数や金額等に変化はあるかもしれませんけれども、短い期間で当社の現状の株価水準であれば自社で取得した方が、今後において優位であろうということで、こちらを決議させていただいております。ということで、第1クォーターについては、業績について計画通りですので特に我々においても、投資家の皆さんにおいてもそれほどサプライズということは無かったかと思いますが、それだけ順調に推移しているという風に捉えていただければと思います。全体としてはモバイルやアドテク、それからCCCさんとの取り組みということで、我々グループとしては大きな成長フェーズに現段階では入っているという風に認識をしておりますので、今後の成長を皆様に具体的に説明できるように、結果を残していきたいと考えておりますので、皆様よろしくお願いいたします。今期の説明については以上となります。ありがとうございました。

フリービット株式会社のIRはこちら
http://www.net-presentations.com/3843/20150911/flashplayer.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です