【乾汽船株式会社】2016年度 第2四半期決算説明会

【乾汽船株式会社】2016年度-第2四半期決算説明会

それではよろしくお願い致します。

第2四半期連結売上高・営業利益

乾汽船第2四半期連結売上高・営業利益

第2四半期の連結売上高と営業利益でございます。
左から、前年2015年度実績、2016、今年度の期初業績予想値、2016年本年度の実績を記載しております。
対象となる期間は上半期でございます。
まず、右の本年度実績の売上高から説明致します。
大きな変化は外航海運事業であり、前年度実績65億円に比して当期は42億円、23億円、35%を減じております。
海運マーケット指標は前年度の第2四半期の終わり、9月ごろから第4四半期の2月中旬まで急激な下落を示しておりました。
その後順調に回復しておりますが、当半期は市況悪化の影響を大きく受けました。
その影響は概ね想定通りであったため、期初予想値と実績には大きな差異はございません。
倉庫・運送事業は前年度に100%子会社化した関係会社の寄与等で18%の増加。
不動産事業は、前年度売却した施設減の影響で9%の減少となっております。
倉庫・運送事業及び不動産事業、共に期初予想値とはほぼ増減がございません。
下段の営業利益です。
海運事業が大きく赤字ですが、船舶減損による減価償却の減少もあり、若干ではありますが前年度より赤字が縮小しております。
経営統合以降減少を続けております全社費用は、前年度比で約2割の圧縮が出来ました。

通期連結売上高・営業利益

乾汽船通期連結売上高・営業利益

通期連結売上高と営業利益でございます。
通期規格における前々年2014年度は経営統合前の両社の数字を便宜的に足した数値とし、前年2015年度実績、本年度は11月10日の業績予想値を比較しております。
海運事業が比較的良かった前々期と比較しますと、外航海運事業の売り上げはこの間で半分になっております。
下段は営業利益です。
外航海運事業の赤字軽減は主に減価償却費の減少によるもので、その額は約18億円でございます。
全社費用は、半期間は別々の会社であった前々年2014年度が13億円、前年2015年度が10億円でありましたが、本年度2016年度はさらに圧縮され、9億円を下回る予想としております。

外航海運事業

乾汽船外航海運事業

それでは、外航海運事業について説明致します。
当社船隊に準じた52型、28型のスポット用船の指標を、紫色とオレンジ色で記しております。
当社の長期仮船の傭船料は赤い棒、当社の船費であるOPEXを青い棒、当社のチャーターベースを緑の棒で示しております。
チャーターベースは、収入から港費や燃料代を差し引きました運行費、収入から運行費を引いた利益を、稼働日数で割り算したもので、紫色とオレンジ色のスポット傭船料とほぼ同じ始点の指標となります。
大変ざっくりとした言い方でございますが、赤い棒と緑の棒の差が長期用船の逆鞘でございます。
自社運行船では緑の棒から青い棒を引いたものが減価償却前の粗利という風になります。
先の説明の通り、2015年9月頃から2016年2月頃まで急激な市況の悪化が確認出来ます。
長期用船の逆鞘となる赤と緑の差は大きく回帰し、自社運行船の粗利となる緑と青はほとんど重なり合うようになっています。
下期は市況の回復から多少の改善を予想しておりますが、経営統合前の市況環境と比べますとまだまだ本格的な回復とは言えない状況になっております。

外航海運事業 主要品目別輸送量・船隊構成

当社の戦隊の特長はハンディサイズと呼ばれる小型バルク船で、ギアと呼ばれるクレーンが装備されております。
小型であることから喫水制限を回避しやすく、クレーンがない港でも荷役が可能なギア付きは世界中のどこの港でも行けることを特長とし、この特長を活かした営業を展開しております。
2016年9月末時点の当社の戦隊構成がございます。
括弧の中は船主から借り受けている他社保有の船の数が書いてございます。
長期仮船11隻を含む28隻であり、左のグラフにある主要輸送品目の通り、穀物や石炭を運んでおります。
この主要品目の構成に大きな変化はございません。

倉庫・運送事業

乾汽船倉庫・運送事業

倉庫・運送事業。
前年2015年度の7月に連結対象となった主として引越し業を営むイヌイ運送の影響で、約半分が引越し業での売り上げとなっております。
左側のグラフは、倉庫業における代表的な継続荷主12社の売り上げと利益率推移でございます。
月ごとの動きは激しいものがございますが、2015年度の青い線とピンクのひし形、2016年度の赤い線とオレンジのひし形を比べますと、売り上げは左側に、利益率は下側に引っ張られていることが確認できます。
長らく取引をいただいている既存荷主との取引量が、少しずつではありますが減少の傾向にあり利益が上げづらくなってございます。
継続して行っております改善活動はコスト削減の効果もあり、子会社を中心に本社を含め総員で地道な活動を行っております。
人員の自然減においても補充を行わない倉庫運営は改善活動による作業の効率化を前提としており、利益率悪化を鈍化させることに大いに貢献しております。
引き続き効率化には努めますが、新たな顧客の創造に向けた一層の営業強化が課題と認識しております。

不動産事業

乾汽船不動産事業

不動産事業です。
不動産は総じて好調です。
勝どき、月島の主要物件はご覧のとおり、かなりの高稼働を続けております。
毎年これらの主要物件のみならずすべての施設の賃貸条件について見直しを行っており、顧客ニーズの微妙な変化にも対応し施設収益の最大化を目指す運営が機能していると思ってございます。

連結貸借対照表

最後にバランスシートです。
船舶は減損の影響、土地・建物については減価償却の影響で減少してございます。
現金及び預金は、約定弁済や為替差額の影響から減じております。
一方、借入金も弁済により減じております。
大変な市況ではありながら、船隊の増強には好機ととらえております。
借入金の返済が順調に推移しており、借入には多少の余力があることから商工船の購入機会などの検討を進めていくところでございます。

トピックス①VIB

トピックスといたしまして、2つのことをご報告致します。
VIBとございます。VESSEL INFORMATION BOARDというものでございまして、外航海運事業におきまして、当社の特長でありますスポット契約の運行をより効率的に進める新たな営業手法としてマッチングシステムを開発いたしました。
その仕組みは当社のみならず、複数社のレッセル、船舶と複数社のカード、貨物を結び付ける補助を行うサイトの立ち上げでございます。

VIB

乾汽船VIB
乾汽船VIB②

本年度にシステムの開発に着手しすでに開発は終えており、現在は実施の準備を行っている状態でございまして、本年中には実施稼働を見込んでおります。
船舶の効率的な運行を目指すと共に、さらなるネットワークの強化を目論んでおります。

トピックス②中期経営計画の策定

乾汽船トピックス②中期経営計画の策定

中期経営計画。
経営統合を行いました2年前からの計画の通り、新しい会社として初めての中期経理計画を策定中でございます。
計画の期間は2017年の4月から2030年3月の3か年です。
近い将来ではありながら外部環境の変化は大きく、再考を余儀なくされる部分も多々ございますが、作業は順調に進んでおり来年2017年の2月の上旬を目途に発表できる予定でございます。
以上、私よりご説明いたしました。

乾汽船のIRはこちら
http://www.net-presentations.com/9308/20161122/flashplayer.html

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