【昭栄薬品株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会

【昭栄薬品株式会社】2017年3月期 第2四半期決算説明会
それでは昭栄薬品株式会社2017年3月期第2四半期の決算説明を始めさせていただきます。
本日は当社グループの決算説明会にご参加いただきまして誠にありがとうございます。
私は社長の藤原佐一郎と申します。
本日はどうか宜しくお願いいたします。

会社概要

昭栄薬品会社概要

まずは会社の概要を説明させていただきました後に、第2四半期の決算概要、業績予想、今後の戦略の順に説明させていただきます。
当社をご理解いただくために、本日は事業の内容を初めに説明させていただきたいと考えておりますので、駆け足になるかと思いますが、宜しくお願いいたします。
それでは初めに、会社の概要でございます。
当社は、昭和12年に創業しております。
今日まで80年近い歴史を有してる会社です。
化学品の専門商社として事業を行っておりまして、現在は資本金2億4,800万円、従業員は連結で69名の会社でございます。

昭栄薬品とは・・・

栄薬品とは・・・

次に、当社の特徴を簡単に表現しますと、主に植物系の天然油脂を原材料とするオレオケミカルを中心に、さらにそれを原料とする界面活性剤などの化学品の販売を行っている専門商社でございます。
当社はですね、花王さんのケミカル事業ユニットの主要代理店に指定されておりまして、仕入全体の約4割が花王さんからでございます。
仕入先の合計は400社を超えてまして、これまで蓄積してきた情報資源を活用して、700社を超える化学品メーカーなどの得意先に商品を販売しております。
オレオケミカルという言葉は耳慣れないとは思いますが、東南アジアを主な生産地域とするパーム油・パーム核油、フィリピンを主な生産国とするヤシ油などの天然油脂を原料として生み出される油脂化学品の総称でございます。
資源に限りがございます石油由来の化学品とは異なりまして、再生産が可能で、環境負荷も低いという特徴がございます。
2つ目としては、当社はグローバルな視野に立って、タイのバンコク、中国の上海に子会社を設け、国内外で調達力を強化し、得意先の生産活動が円滑に行えるよう、原料供給の面から支援しております。
また、事業の多角化に対する考え方にも特徴がございます。
単なる異業種への多角化とは違いまして、事業間のシナジーを重視した関連多角化でございます。
化学品商社はたくさんございますが、オレオケミカルを専門に取り扱う商社は他に類がありません。
より一層オレオケミカルの専門性を高めることで、高度化するお客様のニーズに応え、満足度を高め続けることで持続的な成長を図ってまいりたいと考えております。
それぞれの特徴につきましては、後ほど詳しく説明いたします。

沿革・売上高の推移

昭栄薬品沿革・売上高の推移

続きまして、沿革でございますが、当社は現在のテツノ会長のお父様、テツノヨシカズ氏が1937年に創業されまして、創業当時から化学品扱っております。
51年には花王石鹸さん、これは現在の花王さんの化学品の取り扱いを開始いたしまして、これを基盤として、事業を拡大してまいりました。
65年には土木建設資材事業に参入しまして、87年には日用品事業に参入しており、ここで現在の3事業体制となっております。
このように、80年代までが事業間シナジーを重視した、関連事業多角化の時代でございました。
そして、93年にシンガポール支店を開設したのを皮切りに、海外展開を始め、その後上海、タイにも進出して、現在に至っております。

経営理念・行動指針

昭栄薬品経営理念・行動指針
次に当社はですね、経営理念に環境と安全を掲げ、古くから環境と安全を重視した化学品の流通に取り組んでいる企業でございます。

次は事業活動の基本方針でございます。
私は常日頃から、一番にお声が掛かる選ばれる会社になることを社内に求めております。
これには、先ほどの行動指針をしっかり実践して、お客様の求める価値を理解して、その価値の維持向上に努めることが当社として最も重要であるということでございます。

セグメント別のビジネスモデル

昭栄薬品セグメント別のビジネスモデル

次に当社のビジネスモデルでございます。
このページは当社全体の事業系統図を示しております。
事業全体として、オレオケミカルをはじめとする界面活性剤の化学品流通を川上から川下まで広くカバーしている点に特徴があります。
原材料メーカーから最終消費メーカー、小売それぞれの需要化のニーズを把握できる体制があります。
それでは各セグメントの特徴につきましては、概要につきまして次ページ以降でご説明いたします。

化学品事業の概要

昭栄薬品化学品事業の概要

まずは当社の主力事業でございます、化学品事業について説明いたします。
当社の販売活動領域は、主に界面活性剤の前と後ろにございます。
まずは界面活性剤の原材料となります脂肪酸・脂肪アミン・脂肪アルコールなどのオレオケミカルを、界面活性剤メーカーに販売しております。
さらに、これらの界面活性剤メーカーが生産しました界面活性剤などの化学品を家庭向け及び工業向けの最終製品メーカーに販売しております。
界面活性剤にはですね、洗浄機能をはじめとして多様な機能がございます。
したがって販売先もトイレタリー、化粧品、繊維、紙パルプ関連をはじめとする多種多様な業種のメーカーがありまして、裾野が広いということで、個別の業界の好不況の影響を受けにくいという利点がございます。

専門商社としての役割

昭栄薬品専門商社としての役割

次のページは、当社グループの化学品の専門商社としての役割を示しております。
当社グループの役割は、お客様が最適な原材料を大きな手間なく、継続して調達いただけるよう、お客様を支援させていただくことにございます。

オレオケミカル・界面活性剤の需要業種

昭栄薬品オレオケミカル・界面活性剤の需要業種

次のページはですね、当社グループの主力商品の需要業種を示した表になっております。
まず、上の表はですね、オレオケミカルの需要業種を示しておりまして、界面活性剤メーカー、トイレタリーメーカーさんが主なお客様になります。
中ほどはですね、中ほどの表は界面活性剤の需要業種を示しております。
ご覧の通り幅広い業種で使用されておりまして、界面活性剤メーカー、トイレタリーメーカーは勿論のこと、紙、繊維、電機、機械、樹脂などのメーカーがお客様となります。
界面活性剤は当社だけでもですね、900を超える種類の取り扱いがあります。
それぞれに多様なニーズに対して対応しております。
当社の主要商品の取扱い規模も記載させていただいております。
これ貿易統計とかですね、生産統計から当社の推計となりますが、高級アルコールで14.1%、脂肪酸は同じく約3%の実績でございます。
高級アルコールのシェア算出の分母はですね、石油由来の合成のアルコールが含まれておりますので、天然の高級アルコールだけですと、さらにシェアは上がると考えられます。

日用品事業の概要

昭栄薬品日用品事業の概要

次に日用品事業でございます。
当事業では、化学品事業における専門性を活用しまして、安心・安全をテーマに、簡単・便利を商品コンセプトとして、家庭用洗剤などをOEM供給をしております。
得意先も安心・安全にこだわりがあります。
全国の生協を販売ルートとする企業が中心で、主婦の困り事を解決するニッチな商品の企画を得意としております。
こちらにございますのは、今年の8月にはですね、こちらにある除菌・消臭靴スプレーを当社オリジナルの商品として、発売を開始しました。
これまで取引のなかったホームセンターや雑貨店など、販売チャネルの拡大に取り組んでいるところでございます。
この商品だけではなかなか大きな売上の話にはなりませんが、この商品で大型店との取引が介されれば、当社が得意といたします安心・安全なOEM商品のご提案もさせていただき、徐々に取引の拡大ができればと考えております。

OEM商品の事例

昭栄薬品OEM商品の事例

当社によりますOEM商品の事例でございます。
本来は商品をお見せして説明したいんですけども、供給先との契約上お見せできませんので、文字だけでご容赦お願いいたします。
当社は、重曹クリーナーのように汎用性の高い家庭用洗浄剤から日用品事業を始めております。
商品の原材料や生産委託先の選定を、これ化学品事業で蓄積しました情報資源を活用して、より効率的な供給体制を実現しております。
商品別では、例えば1行目でございます。
洗濯槽クリーナーにですね、酸素系を採用したのは実は当社がパイオニアでして、他大手メーカーのナショナルブランドも多く出ておりますが、この洗濯槽クリーナーは現在でも当社の主力の商品の一つでございます。

土木建設資材事業の概要

昭栄薬品土木建設資材事業の概要

次は三つ目の土木建設事業でございます。
当事業での取扱商品はですね、成形品資材が中心の同業他社とは異なりまして、土木建設の現場で使用される化学品の取り扱いを中心にしております。
具体的には日用品と同じく、化学品事業における専門性を活用しまして、グラウト工法等の地盤改良薬剤や、コンクリート補修補強工法に使用する材料・添加剤、汚染土壌改良関連では汚染土壌中の有害物質の溶質を防止する薬剤などを取り扱っております。
また、個別の工事目的に応じた工法に関する情報提供を含めまして、工事の現場環境に応じた適切な商品を提案する活動の他に、土木建設資材のメーカーさんに対しても原材料となる化学品も販売しております。

主な取扱工法

昭栄薬品主な取扱工法

主な取扱工法を記載しておりますが、たくさん文字が並んでまして、分かりにくいんですけども、それぞれの工法で当社の取り扱い商品が組み込まれて、基本設計に組み込まれております。
当社取り扱いの工法が採用されますと、該当する化学品を受注することができるという仕組みとなっております。
地盤改良工法あるいはコンクリート補修補強工法はですね、4年後に開催されます東京オリンピック、あるいはリニア新幹線などによる需要の高まりが期待されております。
また、橋梁やトンネルの老朽化対策でも採用が期待される分野でございます。
この他、現在でもゼネコンさんによる新しい工法開発にですね、原材料の提案を行っておりまして、環境と安全に配慮した薬剤選定が強みでございます。

昭栄薬品の強み

昭栄薬品の強み

続きまして、当社のビジネスモデル全体の強みに移ります。
一つ目は、集中型市場深耕モデルの採用でございます。
当社は長年に渡りまして、事業ドメインをオレオケミカル分野と位置付け、この分野に人的資源・物的資源に加えて、情報資源を集中しております。
事業の多角化においては、化学品事業で蓄積しましたオレオケミカル・界面活性剤の専門性を活かしまして、3事業で強い関連をもたせながらそれぞれの市場を深耕する方法で事業の拡大を目指しております。
二つ目は、情報資源を活用した事業間シナジーでございます。
当社のビジネスモデルの基盤となるのは、主に国内外の化学品事業で獲得したオレオケミカルに関する知識や、国内外の製品情報・メーカー情報、営業ノウハウ等の情報資源を有効活用することと考えております。
土木建設資材事業では工法に応じた薬剤選定に、日用品事業では原材料や生産委託先の選定に、また商品企画にも役立てております。
三つ目は、3事業それぞれで蓄積された情報資源がもたらすお客様のニーズに対応した提案力にございます。
特に化学品事業では、まずメーカーさんの研究部門に提案するところから始まりますので、単に商品を右から左に流すのではなくてですね、化学に対する相当の知識が求められます。
私どもは長年の事業活動の中で、そういった人材の育成に取り組んでおりますし、また、最新の情報や成功事例を共有しまして、常に提案力を高める努力をしております。
他の事業につきましても、それぞれの市場に見合いました提案力を発揮して、優位性を追求しております。

当四半期連結決算のポイント、トピックス

昭栄薬品当四半期連結決算のポイント、トピックス

では、次にですね、2017年3月期第2四半期の決算概要を説明させていただきます。
まず、決算のポイントでございます。
国内の化学品事業、日用品事業は堅調に推移しまして、売上高、売上総利益は前年同期比で増加を確保いたしました。
当期、公表させていただいております業績予想は、通期では増収、増益予想ですが、第2四半期では当初から増収、減益の予想で公表させていただきております。
経費の実績は、人件費、上場初年度の決算関連経費等が増加しまして、営業利益は減益です。
ただこれは予定通りでございまして、第2四半期の予算水準で着地できております。
経常利益、四半期純利益は円高の影響もございまして、為替差損3,800万円を計上しまして減益となりました。
残念ながら、予算案も下回っております。
この円高はですね、海外売上高の円換算の目減り要因にもなっております。

当四半期連結業績サマリーテーブル

昭栄薬品当四半期連結業績サマリーテーブル

業績サマリーでございます。
土木建設資材事業、海外の化学品事業の外部環境が厳しかった一方で、国内の化学品事業は、得意先の生産活動が堅調でございました。
日用品事業の新商品導入や、商品のリニューアルが順調に進んだことで、連結売上高は2.1%増加し、売上総利益も2.4%増加いたしました。
営業利益、経常利益、四半期純利益は先程申し上げた通りでございます。

四半期連結業績の推移

昭栄薬品四半期連結業績の推移

四半期業績の推移でございまして、こちらでは第2四半期予想との比較も挿入しております。
四半期推移を見ていただきますと、第1・第2四半期共に売上高・売上総利益では予算は下回ったものの、前年同期は上回っていることが確認いただけると思います。
経費は予算を下回っておりますので、営業利益は予算水準で着地しております。
経常利益、四半期純利益は先程申し上げた通りでございます。
為替差損の計上で予算を下回っております。
為替差損は外貨建てで、外貨建て資産の評価に加えて、6月に大きく円高に振れた影響も重なりまして、第2四半期の為替差損は累計で3,800万円となっております。

セグメント別の概要 ①化学品事業

昭栄薬品セグメント別の概要 ①化学品事業

続きまして、セグメン別の状況でございます。
まず、化学品事業でございます。
先程の決算のポイントでもご説明しましたが、四半期の売上高は前年から増加基調で推移しています。
セグメント利益は減益でございますが、これは******(22:30)の人件費などの共通経費の増加によるもので、売上総利益は増加基調にあります。
国内得意先の生産活動は堅調でございまして、品種別では脂肪アミンは減少いたしましたが、仕入先と共同して販売を強化しております特殊な高級アルコールが伸び、トイレタリーメーカー向けに販売を強化しております界面活性剤も堅調でございました。
また、輸入化学品も円高の追い風もございまして、原料費相場が高止まりしました脂肪酸は厳しい状況でございましたが、当社が戦略商品としているIPMPを含め順調でございました。
一方で、海外は円高の影響で円建の売上が目減りしたことに加えまして、中国子会社では一部の得意先への一時的な出荷減少が影響しまして、海外売上高は減少しました。
中国での出荷減少は足元では回復しておりまして、通期ではその影響は軽微となる見込みでございます。
タイは日本からの輸出商品がございますので、収益的には厳しかったんですけども、主力商品の需要は着実に伸びております。

セグメント別の概要 ①化学品事業2

昭栄薬品セグメント別の概要 ①化学品事業2

得意先の業種別の販売状況などを記載しております。
界面活性剤業種向けの増収要因は、主に先程述べた特殊な高級アルコールの販売の拡大でございます。
トイレタリー業種向けでは、戦略商品としておりますIPMPの取引をきっかけにですね、いくつかの得意先で当社の主力商品の販売にもつながってきており、増加基調となっております。
その他業種によって増減がございますが、化学品全体としては増収となっております。

セグメント別の概況 ②日用品事業

昭栄薬品セグメント別の概況 ②日用品事業

次に日用品事業でございます。
昨年は円安影響による一部商品の廃番という厳しいスタート、今年は、今年度はリニューアル商品導入時の既存の商品の在庫調整という厳しいスタートでございましたが、この第2四半期は新商品・リニューアルとも順調で、共通経費増を含めて他のマイナス要因もカバーして、増収増益となりました。
業績への影響は軽微でございますが、当社オリジナルの靴用の除菌消臭スプレーでホームセンターとの取引が開始されたり、他の商品でございます
けども、前期に新規取引が開始されました通販会社との取引が継続されるなど、日常の営業活動が実を結びつつあります。
今後の進捗にも留意して、時間をかけてでも成果を上げていきたいと考えております。

セグメント別の概況 ③土木建設資材事業

昭栄薬品セグメント別の概況 ③土木建設資材事業

次に、土木建設資材事業でございます。
ここはですね、正直申し上げて、前期から厳しい事業環境が続いております。
東京オリンピック需要を期待して増収予想としていたんですけども、今のところはビル建設に投資が集中しておりまして、我々の領域まで需要が拡大していないというのが現状でございます。
地盤改良、コンクリート補修補強関連の工事案件はいずれも低調で、特に環境関連工事は低迷しております。
第2四半期は、第1四半期に比べてりょうかいしたものの、累計では減収・減益となりました。
ここは下期の需要増加に期待しております。
悪い中でも、土木工事施工会社向けの売上は前年を上回って推移しておりまして、東京オリンピック需要の本格化に備えて引き続き提案活動を強化し、比較的売上が安定する土木建設資材メーカーさん向けの売上増加にも取り組んでおります。

営業利益の増減益要因

昭栄薬品営業利益の増減益要因

営業利益の増減要因を説明いたします。
大きくは先程のセグメント別で説明した通りでして、第2四半期では予算に織り込み済みでございますが、人件費の増加の他、システム投資のうち関連費用の計上500万円、上場後最初の期末決算に係る関連費用の計上、外形標準課税の適用による租税公課の増加が影響して減益となっております。
第2四半期予想は上回っておりまして、通期は増益予想としております。
システム投資は一過性の経費で、前期の第4四半期に計上した営業外費用を含む上場関連費用相当額は、当期は四半期前に分散して支出することになりますので、通期での増減益は軽微になる見込みでございます。
また、外形標準課税は上場時の増資によって適用対象となったものですので、当期から影響しているものですが、予算には織り込み済みですので、営業利益ベースでは予定通りに推移して進捗しております。

要約貸借対照表

昭栄薬品要約貸借対照表

次は貸借対照表でございます。
特に大きな増減はありませんが、保有株式の時価の変動で投資その他の資産が1億9,200万減少し、純資産が1億6,100万円減少、仕入れ債務が2億4,600万円増加し、また長期借入金を2億円返済したことなどによる変動がございました。

キャッシュ・フロー

昭栄薬品キャッシュ・フロー

次はキャッシュフローでございます。
第2四半期は営業キャッシュフローはプラス1億9,700万円、投資キャッシュフローは大きな増減はなく、財務キャッシュフローは借入金の返済が2億円あったことで2億2,800万円のマイナスとなっております。
設備投資は主に本社ビルの改築で、有形固定資産が増加しております。

投資計画の進捗状況

昭栄薬品投資計画の進捗状況

次は投資計画の進捗状況でございます。
上場時に調達させていただきました資金は、当初の目的通り使用させていただいております。

2017年3月期業績予想

昭栄薬品2017年3月期業績予想

それでは次にですね、業績予想の説明をさせていただきます。
まず、業績予想のサマリーでございますが、売上高は主に海外を含みます化学品事業を中心に4%の増加を見込みとしております。
予想を立てた時点では消費増税が予定されておりまして、若干の駆け込み需要を見込んでおりますが、その後延期となりましたのでどこまで事業努力で上積みできるかが、年度後半の勝負どころと考えております。
営業利益は****(31:43)比において、決算関連費用やIRに係る費用を見積もり計上した影響の他、システム投資で一部費用処理するものがありますので、前期比微増と見込んでおります。
第2四半期では予算水準で着地しており、予定通り進捗しております。
一方で、経常利益は為替差損益の改善や、前期に計上した上場関連費用がなくなることなどから7.3%の増加を見込んでおります。
第2四半期時点では為替差損を計上していますので厳しい環境にありますが、期末の為替が円安に増えれば評価損分が縮小しますので、今後の為替次第で改善の可能性が残されております。

業績予想の前提

昭栄薬品業績予想の前提

続いてセグメント別の業績予想の前提でございます。
こちらはですね、第2四半期の決算概要と、今後の戦略と重複してますので別途確認いただければと思います。

株主還元

昭栄薬品株主還元

続きまして、株主還元につきましては安定配当を基礎に、当期純利益の20%以上の配当性向を目標として、配当を実施してまいります。
前期は特別利益を計上した関係で配当性向が低くなっておりますが、当期29年3月期の1株当たりの配当金は40円を予定しておりまして、魚隻予想に対する配当性向は19.9%となる見込みとなっております。

今後の取り組み①化学品事業

昭栄薬品今後の取り組み①化学品事業

続きまして、今後の中期的な戦略について説明いたします。
まず化学品事業でございますが、大きく2つ掲げております。
一つ目は中国を中心とした新興国の化学品の販売拡大です。
特にここでは、従来品に比べてより環境に優しい殺菌剤でございますIPMPを戦略商品として、国内外のお客様の開拓を進めております。
IPMPをお客様に採用いただくことをきっかけにして、当社の主力商品でございますオレオケミカルや界面活性剤の取引につなげていきたいと考えております。
このIPMPはですね、ハンドソープなどの洗浄系商品の殺菌成分としまして大手トイレタリーメーカーさんでも採用が進んでおりまして、国内だけでなく海外グループ工場でも既に採用が進んでおります。
その他の化学品でも品質基準は国内メーカーが依然として優位なんでございますけども、日系の海外工場では常に原材料の現地調達のニーズがありますので、我々は海外の有望なローカルメーカーに日系企業の品質基準を満たすことを前提にして、改善活動に協力して日系企業との取引のチャンスを提供しております。
日系企業さんの海外工場での採用がされましたら、国内の工場での採用の道も大きく広がると思いますので、支援先にも大きなメリットとなり、一層の関係強化を図ることが可能でございます。
足元の輸入品、輸入化学品の国内販売はこういった取り組みを背景に、円高の追い風もございまして、徐々に増加し成果が現れております。
IPMPのような付加価値が高く、また新規取引の切り口となるような化学品は簡単には見つかるものではありませんけど、これに続く戦略商品の開拓にも日々努力を続けております。

今後の取り組み①化学品事業2

昭栄薬品今後の取り組み①化学品事業2

二つ目として、海外拠点では主に国内取引による日系企業さんを得意先として開拓を進めております。
また、国内で取引のない日系企業さんに対しまして、海外取引が先行して国内につながるケースが見られまして、新しいシナジー効果が生まれつつあります。
この取り組みを一層強化して、新規取引の拡大につなげたいと考えております。
この戦略に対する取り組みでも、先程申し上げた戦略商品としてますIPMPが重要なポイントとなっております。
第2四半期までの海外子会社の外部売上高は、中国子会社での一時的な出荷減少、為替変動の影響等々ですね、減少しましたが、ここも足元では回復してきておりまして、引き続き海外事業の強化を図ってまいります。

殺菌剤に関する最近の動向

昭栄薬品殺菌剤に関する最近の動向

ここに先程申し上げた戦略商品として説明しましたIPMPについて、少し追い風となる可能性になる政策が公表されておりまして、アメリカではですね従来から殺菌製剤として使用されてますトリクロサン等の19成分が含まれる抗菌石けんの販売の停止措置が公表されまして、日本でもこれを受けましてトリクロサンなど含む薬用石けんの成分切替を促進する文書が公表されております。
大手さんではですね、もうすでに代替への切替が進んでおりますが、未対応のメーカーさんもございますので、ここの動きも加速することが予想されております。
具体的な影響はまだわかりませんけども、引き続き販売強化に取り組んでまいります。

今後の取り組み②「日用品事業」「土木建設資材事業」

昭栄薬品今後の取り組み②「日用品事業」「土木建設資材事業」

次にですね、日用品にまいります。
こちらは安心安全な商品の企画の強化につきまして、国内のサプライチェーンを最大限活用して、安心安全な商品供給を強化しております。
オリジナル商品として発売した靴の除菌消臭スプレーでも、殺菌成分としてIPMPを採用するなど、より安全安心な商品企画を推進しております。
最後に土木建設事業ですが、こちらは少人数で効率的な営業活動を推進するためにですね、二次販売店への販売を活動強化しております。
これら2つの事業においても化学品事業の海外活動で得ました情報活用を推進しており、日用品事業では化学品、輸入化学品の原材料採用に従っております。

中長期的な目標・成長イメージ

昭栄薬品中長期的な目標・成長イメージ

最後にですね、当社グループの成長イメージでございますが、当社グループがドメインとするオレオケミカルですね、急激な市場拡大は見込んでおりません。
お客様の安心安全に対するニーズは少しずつそのレベルが高まっており、緩やかな市場拡大が期待されております。
我々が当社グループが目指すのは、これらを背景とした持続的な安定成長でございます。
国内の化学品事業では海外とのシナジーの最大化を目指しまして、海外と共に事業拡大を図ります。
日用品も引き続きニッチな市場での事業拡大を図ってまいります。
また、土木建設資材事業では、公共投資の増減に影響されやすいんですけども、技術サポート力に磨きをかけまして取扱工法を増やして、持続的な成長を目してまいります。
これらの取り組みで国内売上高を200億円以上、海外売上高比率を10%以上とすることを当面の目標に掲げて事業を推進しております。

次のぺージ以降は、当社の経営資本の推移など記載しておりますので、後程ご参照していただければと思います。
ちょっと走りましたが、私からの説明は以上となります。
ご清聴ありがとうございました。

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